橋本聖子会長が期待する「真央の変身」

2015年06月30日 16時00分

真央はさらに進化して戻ってくるという

 フィギュアスケートのジャパンオープン(10月3日、さいたまスーパーアリーナ)で復帰する浅田真央(24=中京大)が、日本スケート連盟の橋本聖子会長(50)から“変身”を期待された。

 

 1年間の休養を挟み、リンクに戻ってくる真央は、フリーのみの団体戦で争われる同大会を復帰の場に選んだ。世界選手権銀メダルの宮原知子(17=関大高)も出場し、新旧女王が揃い踏みとなるが、橋本会長は「経験も豊富だし、実績もある。そのぐらいな状況じゃないとかえってよくないんじゃないかな」と真央の“本気”の決意を代弁した。

 

 ブランクは心配していない。それどころか、ひと回りたくましくなった姿を確信している。「やっぱり、休んだことの意味とか価値とか、そういうのが絶対ある。それを自分なりに分かって、表現できたらすごい成長になるんじゃないかな。それが今、期待すること」

 

 すでに真央もカナダで猛練習を重ね、調整のピッチを上げている。今季のゴールは来年の世界選手権(3~4月、米マサチューセッツ州ボストン)となるが「自分でこれをもっとやれるかもしれないとか、こうしたらいいんだっていう、今までにない気づきがあったかもしれない」(橋本会長)。休養中に得た新たな発見が真央を駆り立てているとの見方を示した。

 

 真央も29日、ラジオ番組で新シーズンのショートプログラム(SP)はジャズの「すてきなあなた」、フリーはオペラ「蝶々夫人」で滑ると明らかにした。「自分に勝たないと何も始まらない。一番のライバルは自分自身」と意気込み、“ニュー真央”を披露するつもりだ。