北京五輪フィギュアスケート・エキシビションが20日、首都体育館で行われ、究極の〝人気コラボ〟が実現した。

 各スケーターの演技が終了した後、リンクに全選手が集結。今大会4位で3連覇を逃した元世界王者の羽生結弦(27=ANA)も笑顔で氷上に姿を見せる中、人気絶頂の公式マスコット「ビンドゥンドゥン」が満を持して登場した。

 スケーターから主役の座を奪ったビンドゥンドゥンだったが、やはり氷に慣れていない。リンクに足を滑らせ、転倒するアクシデントが発生。すると、羽生が真っ先に手を差し伸べて救出した。このシーンにネット上は「羽生がビンドゥンドゥンを救出!」「さすが羽生くん 天使かよ」と盛り上がった。

 その後、羽生はビンドゥンドゥンに抱きつき、手を握るなど大興奮。人気者同士の〝競演〟に「かわいい」「仲良し」と喜ぶファンが続出した。また、羽生がディズニーキャラクター「くまのプーさん」のティッシュケースを持ち込んでいない状況を踏まえて「プーさんいないから愛情をビンドゥンドゥンに注いでいる」との声も上がっていた。

 羽生は今大会、五輪憲章への抵触を避けるため平昌大会に続いてプーさん持参を自粛しているとみられる。