フィギュアスケートの北京五輪代表最終選考会を兼ねる全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)の公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)23位通過で2016年世界ジュニア女王の本田真凜(20=JAL)が汗を流した。

「ジャンプのリズムをつかめてきている」とフリー「LOVERS」の曲掛けでは、3回転ジャンプなどを入念に確認。ミスが目立ったものの、曲かけ後の練習できっちり修正した。

 23日のSPでは、冒頭の3回転サルコー―3回転トーループの連続ジャンプを着氷させるなど、約5800人の観客の前で華麗な演技を披露。「お客さんのいる試合はすごく楽しいなと感じた」と笑みを浮かべた上で、25日のフリーに向けて「よくなかったところを改善できるようにしたい」と意気込んでいた。