【フィギュア】2連覇の坂本花織に慢心なし「思っていたジャンプと違う」

2021年11月13日 20時06分

坂本花織(東スポWeb)
坂本花織(東スポWeb)

 ここで立ち止まるつもりはない。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯2日目(13日、東京・代々木第1体育館)、女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(21=シスメックス)が146・78点をマーク。合計223・34点で大会連覇を果たしたが、さらなる高みを見据えている。

 全日本女王のエース・紀平梨花(トヨタ自動車)がケガで不在の大会だったものの、坂本がその穴を感じさせない貫録の滑りを披露した。冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を着氷させると、その後のジャンプも次々と成功。最後の3回転ループはバランスを崩しながらも、何とか持ちこたえてフィニッシュ。「今日の結果は最初と最後のジャンプでヒヤッとしたが、ショートとフリーをそろえるっていう今大会の目標が達成できたのはよかった」と振り返った。

 自国開催の国際大会で確かな存在感を示した坂本。しかし、3回転ルッツがアテンション(踏切違反)となるなど、改善点も見受けられた。もう一段階上へ行くためにも「クオリティーの高さを求めて練習をしてきたけど、ちょっとずつ自分の思っていたジャンプと違うジャンプを跳んでしまって若干悔しい部分があった」と反省も忘れなかった。

 前回の平昌五輪はシニア転向1年目。「とにかく一番下っ端だった」という状況から、若さと勢いで代表の座を手にした。だが、現在は他選手からマークされる立場。「安定したジャンプを飛ぼうとすると、どうしてもスピードをセーブをしてしまう。スピードに乗っていければ、ジャンプも高く、幅のあるジャンプを跳べると思うので、帰ってからの練習でしっかりやっていきたい」。成長の軌跡を北京五輪で表現するべく、まずは再び代表の座を勝ち取る。

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