【フィギュア】りくりゅうペア快挙! 銅メダルで三浦は号泣…理由はまさかの悔し泣き

2021年11月13日 14時18分

3位になった三浦璃来(左)と木原龍一(東スポWeb)
3位になった三浦璃来(左)と木原龍一(東スポWeb)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯2日目(13日、東京・代々木第1体育館)にペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)で3位の〝りくりゅう〟こと三浦璃来(19)、木原龍一(29=ともに木下グループ)が135・44点をマーク。合計点は自己ベストを更新する209・42点となり銅メダルを獲得した。

 第1戦スケートアメリカに続く表彰台。得点が出た瞬間、三浦は顔を覆った。「やったね!」。満面の笑みを浮かべる木原の横で、ただひたすら涙に暮れた。観客席では日の丸を持ったファンが拍手喝采。これまで国内では注目されなかった「ペア」の種目で、ういういしい日本人が脚光を浴びた。

 試合後、思わぬ事実が判明した。りくりゅうが競技を終えた時点でメダルは確定。木原は試合直後に「メダルを取れてうれしい!」と喜んだが、三浦は状況をつかめていない。

「じゃあ何で泣いたの?」

 木原は苦笑しながら質問。実は、三浦の〝涙の理由〟は意外なものだった。

「スケートアメリカから2週間の練習でサルコーがうまくいかず不安で、それが試合に出てしまった。世界選手権と同じミスをして成長していないなと思ってしまったので」(三浦)

 なんと「うれし泣き」ではなく、まさかの「悔し泣き」。さらに三浦は「私自身はすごく悔しいのに、横の2人がすごくうれしがっていたので…。自分が(サルコーを)跳んでいたらもっと点数が上がっていた。自分が跳んでいればって思って、余計に泣いてしまいました」と続けた。

 GP2大会連続の表彰台にも不満顔。最後まで「メダルはうれしいんですけど、今回の結果は悔しいです」と反省の弁を並べる三浦だったが、木原はおおむね満足げだ。「選手紹介で観客席を見たら、日本の国旗を持っている方がたくさんいて心強かった。ペアの試合にここまで入っていただくことなかったので、少しずつ興味を持ってくれてうれしいです」(木原)。競技結果と同じくらい、ファンの声援を喜んでいた。

 どこまでも好対象な2人――。今後、フィギュア界に新たなうねりを起こしそうだ。

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