日本スケート連盟などは7日、フィギュアスケートの「ジャパンオープン」(10月2日、さいたまスーパーアリーナ)の開催概要を発表した。

 今大会は例年、3地域(日本、北米、ヨーロッパ)によるアマチュア、プロの男女混合チーム対抗戦として実施してきたが、今大会は新型コロナウイルス禍による入国制限のため日本人アマチュア選手のみの2チーム対抗戦となった。出場選手12人(男女シニア各6人)が2チームに分かれ、フリー演技の総合点で争われる。

 大会主催者の日本スケート連盟、木下グループ、IMGは「間近で演技を観る機会を待ち望んでいるファンの皆様のためにも、選手たちにシーズン初めの演技披露の場をご提供することが今我々ができることと考え、様々な規制下ではありますが新型コロナウイルス感染対策を講じたうえで、2チーム対抗戦という形で開催することを決定しました」とコメントした。

 北京五輪シーズンの開幕となるが、昨年に続いて選手たちはコロナ禍との戦いとなる。