フィギュアスケートの世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)の男子で3位だった羽生結弦(26=ANA)と4位の宇野昌磨(23=トヨタ自動車)が30日、羽田空港に帰国した。

 2人は入国前の抗原検査は陰性となり、マスク着用でゲートに姿を現した。羽生は「ありがとうございました。お疲れさまです。(新型コロナウイルス対策で)隔離されます。ありがとうございます」とコメントした。

 日本スケート連盟によると、2人は空港からそれぞれ専用車両で、隔離のためのホテルに向かったという。

 羽生は27日まで行われた世界選手権でショートプログラム(SP)1位も、フリーでは演技後にぜんそくの発作が出るなど体調が万全でなく、ジャンプミスもあって3位。北京五輪シーズンとなる来季へ、世界初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を目標に目指している。