今季は五輪、世界選手権、GPファイナルの3冠を達成したフィギュアスケートの羽生結弦(19=ANA)が、世界選手権のエキシビションでも観客を絶叫させた。

 大トリで登場し「ロミオとジュリエット」を好演。さらにフィナーレでは世界選手権3位のハビエル・フェルナンデス(22=スペイン)らと4回転ジャンプを披露し、最後までイベントを盛り上げた。

 今季の活躍で日本のエースとなった。それでも「エースというものに興味はないし、自分でも思っていない。誰が勝ってもおかしくない時代だし、その方が日本全体が強くなる」と冷静に話した。