フィギュアスケートの平昌五輪4位・宮原知子(22=関大)が15日、自身のブログを更新し、新型コロナウイルス禍の影響で中止となったグランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダ(10月30~31日、オタワ)について「また小さな空白が生まれてしまったような気持ちになってしまいました。でも! わたしには全日本に向け、練習すべきこと、取り組むべきことは沢山あります。まずは気持ちを落ち着かせて、気持ち新たに来たる試合を楽しみに、頑張っていきたいと思います」(原文ママ)と複雑な思いをつづった。

 ブログには散歩中に偶然、発見した石の写真を掲載。その石にはニッコリ笑って緑色のマスクを着用した人の顔が描かれており、宮原は「写真の石はお散歩中に見つけました! こんな状況でも、なんだかほっこり、頑張れそう!と前向きな気持ちになることができました。何気ない発見ですが、ちょっと可愛くてお見せしたくなりました。引き続き、やれることを遂行して頑張っていきます」(原文ママ)と前向きに締めくくった。

 コロナ禍のつらい状況は続くが、奇跡の「マスク石」が宮原に幸運を呼ぶだろう。