国際スケート連盟(ISU)が新設したフィギュアスケートの「ISUスケーティング・アワード」で最優秀選手賞(MVS)を受賞した五輪2連覇中の羽生結弦(25=ANA)が12日、日本スケート連盟のツイッターで感謝のメッセージを発信した。

 羽生は「この度はこのような賞を頂けて大変光栄に思っているのと同時にまさか賞を頂けると思っていなかったのでとてもびっくりしています」とした上で「この賞を頂けたのもノービス時代、ジュニア時代、オリンピック、グランプリファイナルなど様々な場面で応援をしてくださった皆様のおかげだとまた改めて思うことができました。いつも応援していただき本当にありがとうございます」とコメント。

 また、国内の現状に目を向け「今、新型コロナウイルスや豪雨災害など大変な状況が続いています。どうかお気をつけてお過ごしください。また、これ以上被害が拡大しないことを祈っています」と語った。

 同アワードは新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった3月の世界選手権最終日に実施される予定だった。

 初代MVSとなった羽生は11日に行われたオンラインによる表彰式にリモート形式で出席した。