【フィギュア】紀平 世界選手権初Vへ弾み

2020年02月25日 16時40分

紀平梨花

 フィギュアスケートの紀平梨花(17=関大KFSC)がいよいよ今季最大の目標へ挑む。

 前年覇者として出場したチャレンジ・カップ(オランダ・ハーグ)では、フリー(23日)で国際スケート連盟非公認ながら“自己新”の156・38点をマーク。合計230・65で連覇を達成し、世界選手権(3月18~21日、モントリオール)へ大きな弾みをつけた。

 今季スタート前、紀平は本紙インタビューで「私の目標はシーズン最後の世界選手権でショート、フリーともに自己ベストを更新して優勝すること。大会はたくさんあるけど、やっぱり世界選手権が一番大事」と語っていた。そのため今季は4回転ジャンプ(サルコー)への挑戦をはじめ、演技構成点を伸ばすために表現力を磨く練習も導入。4回転はまだ一度も成功していないが、今大会は回避しつつ高得点を叩き出したのは収穫だ。

 迎え撃つ強敵はグランプリファイナルの表彰台を独占したアレクサンドラ・トルソワ(15)、アンナ・シェルバコワ(15)、アリョーナ・コストルナヤ(16)の“ロシア三人娘”。壁は果てしなく高いが、紀平が有言実行の演技をすれば初Vの可能性も十分ある。