高橋大輔の止まらぬ人気 特別枠でエキシビションに緊急出演

2019年12月24日 16時30分

高橋(左)は羽生と手をつないで場内を一周した

 大ちゃん人気はとどまるところを知らない。フィギュアスケートのバンクーバー五輪男子銅メダル、高橋大輔(33=関大KFSC)が全日本選手権の上位者が競演するエキシビション「オールジャパン・メダリスト・オン・アイス」(23日)に出演し、唯一無二の存在感を示した。

 全日本では平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(22=トヨタ自動車)が五輪2連覇の羽生結弦(25=ANA)を初めて直接対決で破って4連覇を達成したが、来年からアイスダンスに転向するため公式戦ラストシングルとなった高橋の注目度は抜群。男子ショートプログラム(SP)当日(20日)の瞬間最高視聴率19・6%は、高橋の演技中だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 この人気をイベント主催者も放っておかない。「オールジャパン――」の男女シングル出演予定選手は大会入賞者(1~3位)、世界選手権、四大陸選手権の代表選手(ジュニア含む)など。高橋は総合12位だったため該当しないが、出演すればグッズも売れて視聴率も上がるだけに、大会終了後に主催者サイドは高橋の所属事務所に熱烈な出演オファー。前日夜の時点で「お願いしているが、どうなるか分からない」(主催者側)との状況だったが、当日未明に「特別枠」として正式に出演が決定した。

 漆黒の衣装、背中に羽をあしらった高橋はSPの曲「ザ・フェニックス」に乗って激しいダンスを披露。3回転フリップ、3回転ルッツなどを華麗に跳び、フィニッシュポーズを取ると会場はスタンディングオベーション。鳴りやまぬ拍手と「大ちゃ~ん!」という大声援に笑顔で応えた。

 アイスダンスとして氷上に立つ来年以降も各方面から引っ張りダコだろう。