【フィギュア全日本】悲願の初制覇 紀平は“ロシア三人娘”に世界選手権でリベンジへ

2019年12月23日 16時30分

悲願の全日本初制覇を果たした紀平

 フィギュアスケートの全日本選手権(東京・代々木競技場第一体育館)で悲願の初制覇を達成した紀平梨花(17=関大KFSC)は、来年3月の世界選手権(カナダ)で最強ライバルのロシア勢に挑む。

 女子フリー(21日)で自己ベストの155・22点をマークし、合計229・20点で圧倒Vを飾ったが、ここで喜んではいられない。シニア1年目でグランプリ(GP)ファイナル表彰台を独占した“ロシア三人娘”へのリベンジが待っているからだ。

 シーズン当初から紀平は「一番大事な試合は世界選手権」と言い続け、そこで表彰台に乗るためにオフのすべてをスケートにささげてきた。昨季はシニア1年目でGP制覇を果たしたが、全日本2位、世界選手権4位と肝心なタイトルを手にできず「世界選手権は体も心も一番ボロボロだった」と振り返る。

 それだけに紀平は全日本初V後、何度も「4回転」を口にした。「世界選手権で4回転サルコーと(3回転)ルッツが入ったショート(プログラム=SP)、フリーを完璧に滑ることが一番の目標です」。安藤美姫以来、日本人2人目の4回転ジャンパーとなれば、おのずと「世界女王」の称号が近づくだろう。

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