【フィギュア全日本】高橋大輔はSP14位「動き過ぎて足にきた」と苦笑

2019年12月20日 23時31分

声援を受け熱演する高橋

 フィギュアスケート・全日本選手権2日目(20日、東京・国立代々木競技場)男子ショートプログラム(SP)で、来年1月からアイスダンスに転向する高橋大輔(33=関大KFSC)は14位だった。

 演技を終えた高橋は「出来としては最悪。今までで一番良くなかった。緊張から体が動かなくて悔しいです」と苦笑いするが、充実した表情にも見えた。

 2010年のバンクーバー五輪、シングルでアジア人初の銅メダルを獲得。羽生結弦(25=ANA)や宇野昌磨(22=トヨタ自動車)も尊敬の念を抱くレジェンドは、大歓声を受けて登場。最後のショートプログラム(SP)に選んだ曲は「ザ・フェニックス」。あえて運動量の多い曲を選択したという。前半は、世界一と称されるステップで観客を魅了したが「動き過ぎて、途中でヤバいと思った。足にきた」と中盤のトリプルアクセルでは回転が足りずに着氷に失敗すると、後半の3回転ルッツでも転倒。得点も伸び悩んだが「最後にこういうチャレンジができて良かった。あと10年若かったら、もうちょっとできたかな」と笑った。

 22日のフリーに向けては「最後は思い切り、1人で滑るのを楽しんで滑りたい。何とか挽回できたら」と意気込む。シングルでの有終の美を飾るべく、最後まで諦めるつもりはない。