【フィギュア全日本】高橋大輔 シングル最終章へ「奇跡を起こせば喜んでくれる」

2019年12月20日 12時18分

公式練習で華麗に舞った高橋大輔

 フィギュアスケート・全日本選手権2日目(20日、東京・国立代々木競技場)16時12分から始まる男子ショートプログラム(SP)に向けた公式練習が行われた。

 来年1月にアイスダンスに転向することから、シングルでの最終戦となるバンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(33=関大KFSC)は、本番で4回転トーループを跳ばないことを明言しているが、昨日、おとといと2日連続で着氷。10月下旬に患った左足首のケガの影響で「調整はギリギリです」と話すが、きっちり状態を上げている。

 この日は、背中に羽をつけた黒いシックな衣装で練習に参加。SP「ザ・フェニックス」の曲かけ練習では、世界一と称されるステップを確認後、トリプルアクセルなどを披露。曲名のごとく、鳥のように華麗に宙を舞ってみせた。

 今大会はソチ、平昌五輪金メダルの羽生結弦(25=ANA)、平昌五輪銀メダルの宇野昌磨(22=トヨタ自動車)とのメダリスト対決にも注目が集まる。

 高橋は「無謀に挑戦している」と苦笑いを浮かべるが、代々木競技場で日本選手権が開催されるのは2005年大会以来。その時、優勝したのが高橋だった。相性が抜群の地での戦いなだけに「奇跡を起こせば喜んでくれる」と目をぎらつかせている。

 有終の美を飾って、次のステージに行くために。午後8時37分、シングル最終章の決戦に出陣する。

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