【フィギュア全日本】SP首位の紀平梨花 フリーは「何があっても4回転入れる」

2019年12月19日 23時16分

SPで首位に立った紀平

 フィギュアスケートの全日本選手権(東京・代々木競技場)は19日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、初優勝を狙う紀平梨花(17=関大KFSC)が73・98点をマークし、堂々の首位発進を決めた。

 第4グループの1番滑走で登場した紀平。今季に入って安定を増したトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は直前練習でも完璧だったが、本番では着氷時に体勢を崩して減点となった。続くフリップ―トーループの3回転連続ジャンプ、後半の3回転ループは難なく着氷してフィニッシュ。V候補らしくリカバリーを果たしたが、演技後は冒頭のトリプルアクセル失敗を何度も悔やんだ。「理由が思いつかないくらい技術的に良かった」という自信とは裏腹の結果に対し「6分間が終わってから、しっかり確認し直したら良かったというのが心残り。最後の1分を残して、こういうふうに跳んだらミスが出るとか、確認する時間を6分間の中で設けないとなって感じました」と反省の弁。その上で「1番滑走は今まで経験が少なかった。今回経験できた分、有利になる」と前向きに話した。

 得点的に決して盤石の首位ではないが、フリーでは「一応、今のところは何があっても入れるつもり」と果敢に4回転サルコーに挑む。昨季は土壇場で大逆転されてV逸しただけに、シニア2年目の今季はガムシャラに「日本一」の称号をつかみにいく。

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