【フィギュア全日本】紀平梨花 悲願の日本一へ静かな闘志「順位よりも自分の演技をしたい」

2019年12月18日 15時16分

本番を想定した衣装で公式練習に登場した紀平

 全日本フィギュアスケート選手権(19日開幕、東京・国立代々木競技場)の公式練習が18日に行われた。

 女子のエース・紀平梨花(17=関大KFSC)は、グループ内で唯一本番を想定した赤い衣装を身にまとって登場。ショートプログラム(SP)を想定した練習では、トリプルアクセルを複数回着氷させるなど、順調な調整ぶりをアピール。「ジャンプが良くなってきた」と手応えを口にした。

 昨年は、グランプリ(GP)ファイナルを制したが、全日本選手権では坂本花織(19=シスメックス)に敗れ、2位に終わった。悲願の日本一へ向け、力が入りそうなところだが、紀平はあくまで冷静だ。「順位よりも自分の演技をしたい。結果がついてくるように、SPとフリーでノーミスを揃えられるようにしたい」と滑りに集中する。

 明治大学への進学を表明した本田真凜(18=JAL)は、ジャンプを入念に確認。「明日に向けて、いい調整ができている」と笑みを浮かべた。2016年には世界ジュニアフィギュアスケート選手権で優勝を果たしたが、日本選手権では思うような結果を残せていない。今年こそはという思いで、事前に国内の試合に出場するなどして、きっちり標準を合わせてきた。「気持ちの部分が大切になってくるので、思い切って頑張りたい」と闘志を燃やす。

 また、平昌五輪4位の宮原知子(21=関大)や連覇がかかる坂本も虎視眈々と頂点を目指しているだけに、熱い戦いが予想される。

 女子のSPは19日、フリーは21日に開かれる。

【関連記事】