【フィギュアNHK杯】紀平「100点に近いアクセル」でSP2位発進 浜田コーチのモラハラ騒動どこ吹く風

2019年11月23日 13時00分

浜田コーチ(右)も普段と変わりなく紀平にアドバイス

 22日に開幕したフィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯(札幌市・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)。関西大学のアイススケート部元監督でプロスケーターの織田信成氏(32)とのモラハラ騒動が勃発して以来、最も危惧されたのが渦中の浜田美栄コーチ(60)に師事する紀平梨花(17=関大KFSC)だ。ひたむきに努力する17歳に余計な火の粉が降りかかる心配があったが、天才少女はどこ吹く風だった。

 もともと自身に関するニュースすら、ほとんど見ない。以前、本紙に「無駄にショックを受けていると、その時間がもったいない」と漏らしたこともある。女子ショートプログラム(SP)当日もホテルで食事を取り、試合前にはぐっすりと眠るルーティンをこなし、マイペースを貫いた。

 実際、氷上でも動じるところはなく、SPではトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を完璧に着氷させる上々の演技で2位発進。「100点に近いアクセル。しっかり加点にもつながった。普段よりも高くなってきた」と笑顔を見せると「一番は北京五輪で優勝という夢がある。優勝というのは誰にも負けられないということ。今から、何が足りないかを考えないといけない」と野望を語った。

 今大会ではメディア側も、公の場で選手にモラハラ問題に関する一切の質問を“封印”している。大会前の心配は杞憂に終わり、羽生&紀平の存在感が改めて浮き彫りになった。