【フィギュアNHK杯】羽生「氷上でポジティブなリミッターをかける」

2019年11月21日 20時02分

独特の哲学を語った羽生

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦「NHK杯」(22日開幕、北海道・札幌市)の公式練習が21日に行われ、五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)が氷上に登場。GPファイナル(12月、イタリア・トリノ)の出場が懸かる大会だけに、前日調整にも熱が入った。

 3種類(ループ、サルコー、トーループ)の4回転ジャンプを決めるなど上々の仕上がりを見せた羽生は「最後まで全力で健康にショート、フリーともに滑り切れたらいいと思います」と語った。「健康」という言葉が出てきた裏には、昨年のGPファイナルにケガで出場できなかったこともある。

 羽生は言葉を選びながら「計画通りにいかないのが人生ですが、それでもある程度、この感触の時はこれくらいでできるなぁとか、改めてケガや病気を通して感じてはいる。経験値をしっかり生かし、ポジティブな氷上でのリミッターを(自分に)かけて、陸上でやれることをやるってことを増やしている」と独特の哲学を語った。

 さらに「今回は(優勝した)スケートカナダっていうプレッシャーと、GPファイナルっていうプレッシャーと、ケガをしたくないっていう自分への暗示がすごくゴチャゴチャになっている。ある意味、また違った集中方法じゃないといけないと思っています」と心の内を明かした。