【フィギュアスケート】オータムクラシック・男子SP 限界知らずの羽生が貫禄の首位発進

2019年09月14日 13時00分

【カナダ・オークビル13日(日本時間14日)発】フィギュアスケートの「オータムクラシック」男子ショートプログラム(SP)が行われ、、前日に5回転ジャンプの練習を取り入れていることを明かした五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)は順当に首位発進した。

 今季初戦に挑む羽生は男子SP12人中4番目に登場。氷上に姿を見せた瞬間、日の丸の旗を振る日本人ファンから大声援が送られる。

 ところが昨季と同じSP曲「秋によせて」に合わせて跳んだ冒頭の4回転サルコーはまさかの転倒。今季初ジャンプで転倒という不安な滑り出しだ。

 それでもその後はトリプルアクセルを完璧に決めて、4回転―3回転の2連続トーループもきっちり着氷。転倒を補って余りある安定の演技で98・38点をマークして、堂々の首位に立った。

 だが、試合後の羽生は「ノーミス(の滑り)をしたかったな、という気持ちはある。いいかげんSPで失敗するのはやめなよって思うが、やっぱりスケートは奥深い」と反省の弁だ。

 前日は「5回転サルコーの練習をしている」と衝撃発言をして周囲をザワつかせた。史上初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)の習得のため、補助器具付きでの試みだというが、自ら限界を設定しないのは羽生らしい。

 もちろん今大会にクワッドアクセルを出すことはないが、強力ライバル不在の今大会はVが濃厚。14日(同15日)に行われるフリーでも圧倒的な力の差を見せつけそうだ。