【フィギュア】13日開幕オータムクラシック 注目ポイントは羽生4回転半&紀平4回転の成否

2019年09月10日 16時30分

今オフの羽生は5月にアイスショーで演技を披露

 9月に入って暑さが和らいだと思えば、早くも氷上の芸術・フィギュアスケートの季節が到来。12日(日本時間13日)にカナダ・オークビルで開幕する「オータムクラシック」で、五輪2連覇の羽生結弦(24=ANA)、昨季グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(17=関大KFSC)が今シーズン初戦を迎える。日本が誇る男女エースの始動とあって一挙手一投足が注目されるが、中でも羽生の「4回転半」、紀平の「4回転」が話題の中心だ。

 羽生はかねて史上初となるクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)挑戦を目標に掲げており、今月公開されたロッテの新ウェブ動画で「練習として4回転半をやっていきたいなって気持ちは強くある」と現在の心境を語っている。

「練習として」の言葉から今季序盤でプログラムに入れる可能性は低いが、4回転半は大きなモチベーションだ。3月の世界選手権後には「アイスショーとかで練習していて跳べるようになったとしても、やっぱり試合で決めて公式の記録にならないと意味がない」と、あくまで公式戦での披露にこだわっている。

 シニア2年目の紀平は今季から「4回転サルコー」を試合でチャレンジする。夏季の米コロラド合宿では浜田美栄コーチ(59)が見守る中で何度も着氷。同コーチと相談しながら、フリーのプログラムに組み込むか否かを決めていく。

 今オフは妥協を一切しなかった。氷上練習、アイスショーと並行しバレエとダンスの練習も週2、3回行った。

 昨季に達成できなかった最大目標の世界選手権制覇へ向け、シニア2年目の「進化」を見せる時が来た。