フィギュアスケート全日本選手権初日(21日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)の女子ショートプログラム(SP)で、5連覇が懸かる宮原知子(20=関大)が76.76点で首位に立った。最終滑走者として登場し「自分に挑戦する気持ちで滑った」と気合の演技を披露。すべてのジャンプで着氷したが「最後のスピンが終わるまでずっと緊張している感じ」と言うように、演技中は最後まで脚の震えが止まらなかったという。フリーで怒とうの反撃に出る紀平は脅威の存在となるだけに「フリーではまた違う自分を見せ、できることをしっかりやりたい」と気持ちを引き締めた。