【フィギュア全日本選手権】紀平梨花の不安はスケート靴「ギリギリの状態」

2018年12月20日 16時04分

公式練習を行った紀平

 21日に開幕するフィギュアスケート「全日本選手権」(大阪・門真市の東和薬品RACTABドーム)に主役として出場するグランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(16=関大KFSC)が20日、公式練習を行った。

 空前の“キヒラフィーバー”が巻き起こる中、地元・関西圏に凱旋したニューヒロインは「特にテレビも新聞も私は見ないので(笑い)。それ(フィーバー)がある、ないで自分がすることは変わらないので」とマイペース。今の勢いのまま、全日本制覇の期待が高まるが「特に周りの声とかもあまり意識していないので」と自然体で臨んでいる。

 だが、唯一の懸念はスケート靴だ。今年9月から、以前に使用していた靴に戻したものの「柔らかさが気になっていて…。何とか全日本までもたせようと思っていましたが、ギリギリの状態です」と不安を口にする。練習中から「テープで(靴を)グルグル巻きにして固める」という応急処置を施してきたが、この日の公式練習でもトリプルアクセルを6本も成功させながら、しきりに靴を気にするしぐさが目立った。

「巻き方によってすごいジャンプが変わってしまう。アクセル以外はきつい方が跳びやすいんですけど、アクセルは緩い方がいい。その微調整をしていました」

 代名詞でもあるトリプルアクセルの成否が懸かっているだけに「そこだけ気をつけて、明日また確認して、気合で乗り切ろうと思います」と足元に意識を集中させる。