
日本バスケットボール協会は31日、2月10~11日に北海きたえーる(北海道)で開催されるイラン代表との強化試合の日本代表メンバー15人を発表した。
この試合で指揮を執る日本協会のルカ・パビチェビッチ・テクニカルアドバイザーはメンバーについて「攻撃は激しく。また多様性のある守備のできる選手を選んだ」と説明。中でも15日のBリーグ・オールスター戦でMVPとなった富樫勇樹(23=千葉)については「東京五輪へとチームを導くポイントガードに成長してほしい」と絶賛した。
日本の男子バスケットは、国内リーグがNBLとbjリーグに分裂していたことで国際バスケット連盟(FIBA)から制裁を受けた(現在は解除)。五輪のバスケットには「開催国枠」がないため、日本代表は2020年の東京五輪に出場できるかどうかが決まっていない。
日本代表はイラン戦後は6月に開催見込みの「東アジア選手権」に出場。その後は19年に中国で開催される「W杯」に向けた予選(今年11月~)を目指すことになる。