【バスケット】日本代表強化へ世界的名将招へいへ

2017年01月16日 16時30分

 NBLとbjリーグの2つの国内リーグが統合して昨年9月にスタートしたプロバスケットボール「Bリーグ」のオールスター戦が15日、東京・代々木第一体育館で開催された。

 

 試合のチケットは発売日に即日完売。9567人超満員の観客を集めた球宴に、日本人唯一のNBA(米プロバスケット)経験者の田臥勇太(36=栃木)は「日本のバスケットもここまで来てくれたかと。こんなに、たくさんのお客さんの前でプレーできて楽しかった」と笑顔を見せた。

 

 リーグの調査では、昨年9月22日のスタートから4か月弱で認知度がバレーボールの「Vリーグ」を上回るまでになった。興行として着実に成長している勢いを、今後は日本代表の強化にもリンクさせる方針だ。

 

 バスケット日本男子代表は現在、監督不在の状態。日本協会の東野智弥技術委員長(46)は夏ごろをメドに「東京五輪で勝負できるように、過去の五輪でメダル獲得経験があるレベルの監督を連れてくる」と説明した。最近では、米国代表を率いて北京&ロンドン五輪を連覇したマイク・シャシェフスキー氏(69=米国)にもアプローチしたという。

 

 これは、サッカーで言えばマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)のジョゼ・モウリーニョ監督(53)、米大リーグなら元ヤンキース監督のジョー・トーリ氏(76)に声をかけるようなもの。1976年のモントリオール大会出場後は五輪から遠ざかり、Bリーグ開幕前は「マイナースポーツ」と呼ばれても仕方ない日本では、あり得なかったことだ。

 

 60人超の代表候補を毎月の合宿に招集するのも、これまでにはなかった取り組み。サッカーのJリーグは開幕から5年でW杯初出場につなげたが、バスケットも同じ道を歩めるか。