【NBA】5月にお預けの八村VS渡辺 ダンク合戦を期待!

2021年04月09日 14時00分

今度こそ二人の対決は実現するか

【KJ松井のCatch&Shoot(61)】米プロバスケットボールNBAは5日(日本時間6日)にワシントン・ウィザーズとトロント・ラプターズが対戦したが、八村塁(23)が右肩の張りで欠場したことで渡辺雄太(26)との日本人対決は実現しなかった。本紙バスケット評論のBリーグ・京都ハンナリーズ松井啓十郎(35)は渡辺のプレーを評価しつつ、次回5月の両者の対戦に期待した。

 渡辺選手は9点差を追う第2クオーター(Q)開始から出場して、プレーしている間にチームが一度は逆転。それが評価されて、次は72―82と10点ビハインドだった第3Qの残り2分43秒から再び出場しました。そして第4Qの残り5分9秒で退いた時点では逆に96―90とリードを奪う展開になり、最後はラプターズが勝利しました。

 2得点と3リバウンドは、約17分のプレー時間からすると物足りなく見えてしまうかもしれませんが、出場していた時間の得失点差がチームで2番目に高い「プラス18」となっているのは、それだけチームに貢献しているということです。ウィザーズのエース、ラッセル・ウエストブルック(32)をマークする場面でも、グリズリーズにいた昨年までだったらビビっていたかもしれないのが、堂々とプレーしていました。

 自分でボールを運んだ時も、多少無理してでもシュートに持ち込んで自分が目立ちたいというプレーをせず、パスができるのも渡辺選手のいいところ。何より控えで出て流れを変え、負けていたのをリードする状況にしたのは、チームからも高い評価をされるはずです。

 一方の八村選手は最近調子が良かっただけに、欠場となってしまったのは残念でした。2月10日(日本時間11日)の最初の対戦は渡辺選手が足首を捻挫して欠場。今回は八村選手が出られませんでした(7日=同8日のマジック戦で復帰)。ウィザーズとラプターズの対戦は5月6日(同7日)にもう一回あるので、次はぜひ2人が揃ってコートに立ってほしいものです。

 その時はお互いがダンクを決めたら決め返す、スリーポイントシュートを入れたら入れ返すというような試合が見たい。東京五輪も近くなってきている時期ですし、日本代表の活躍に期待がつながるプレーを見せてほしいですね。

 ☆まつい・けいじゅうろう 1985年10月16日生まれ。東京都出身。バルセロナ五輪の「ドリームチーム」を見た父親の勧めで小学1年からバスケットを始め、6年時にはイベントでマイケル・ジョーダンと1対1で対戦した。高校から米国に渡り、コロンビア大学では日本人男子で初めてNCAA1部でプレー。卒業後は帰国し、今季から京都に加入。ニックネームの「KJ」は、米国で「けいじゅうろう」を覚えてもらいにくいために使い始めた。188センチ、83キロ。

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