7・30NBA再開 プレーオフ進出でウィザーズ・八村塁VSアデトクンボ実現なるか

2020年06月29日 16時00分

 新型コロナウイルス禍で揺れた米プロバスケットボールNBAが7月30日に再開するレギュラーシーズンの日程を発表し、注目を集めている。フロリダ州オーランドに22チームが集まり、無観客で各チームが8試合を戦うが、八村塁(22)が所属する東地区9位ワシントン・ウィザーズの日程はどうなのか。本紙バスケット評論のBリーグ・京都ハンナリーズ松井啓十郎(34)が解説する。

NBAの再開後の日程が決まりました。ウィザーズはプレーオフ進出の8位以内を目指すことになりますが、現在の成績(24勝40敗)はともに30勝の7位ネッツ、8位マジックと6勝差なので、8試合全部に勝つぐらいでないと厳しいと思います。

 初戦(7月31日=日本時間8月1日)で西地区13位サンズと対戦し、ネッツ、東地区5位ペイサーズと続くので、この3試合でプレーオフに行けるか、ほぼ決まるのではないでしょうか。

 最後の2試合の相手が東地区の首位バックスと3位セルティックスで厳しいように見えますが、このころには両チームとも順位が確定してプレーオフに備えて主力を休ませる可能性があります。そうなれば勝てる確率は上がるので、この日程はウィザーズにとってはいいものになったと思います。

 ウィザーズは「負けたら終わり」でやるしかないですが、他からすると「本気を出さなくても勝てるだろう」と思わせる対戦相手です。ここに生まれるかもしれない“隙”をついて勝ち星を重ねてほしいものです。

 八村選手については、中断期間に少しでも体が大きくなったか、ゴール下のバラエティーが増えたかなどがチェックされることになると思います。控えシューターの(ダービス)ベルタンス(27)が再開後は(ケガのリスク回避で)プレーをしないようなので、チームから八村選手への期待も大きくなるはず。プレーオフ並みの緊張感の中でプレーできるのは、来シーズンに向けてもいい経験になるでしょう。

 プレーオフに進出できたら、1回戦の相手はおそらくバックス。「NBAの顔」とも言えるヤニス・アデトクンボ(25)擁するチームとは八村選手も2月に対戦してますが、この時とは本気度がまるで違うはずです。

 NBA制覇を狙うバックスにしてみれば、最長2か月続くプレーオフを見据えて、1回戦はスイープ(4連勝)したいところ。その意気込みで来るチームと対戦できれば、八村選手にとって貴重な経験。ヤニスとマッチアップする機会もあるでしょうから、なんとかプレーオフに進出してほしいですね。

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