【NBA】八村が“スニーカー部屋”を公開 スター選手の家事情

2020年04月27日 16時40分

八村塁

【KJ松井のCatch&Shoot(15)】米メディア「NBCスポーツ(電子版)」が先週、NBAワシントン・ウィザーズ八村塁(22)の自宅を公開し、話題となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響により世界中で「ステイホーム」が求められるが、NBAのスター選手たちはどんな豪邸に住んでいるのか? 本紙バスケットボール評論でBリーグ・京都ハンナリーズの松井啓十郎(34)が“NBA家事情”を解説する。

 八村選手が公開した自宅の映像では、約33センチのサイズに合わせたシューズクローゼットが話題になりました。米国でもさすがにこのサイズははみ出してしまうので、特注で作ったのでしょう。「ジョーダン・ブランド」(ナイキ)と契約している八村選手に限らず、スニーカー収集が趣味のNBA選手は多く、何百足と持っている人もいるぐらいです。

 その八村選手は、都会のワシントン住まいとあって、アパートメント(日本でいう「マンション」で、英語の「mansion」は豪邸の意味になります)のようです。NBA入りして3年すると2回目の契約のタイミングを迎え、ここで「5年100億円」といった大型契約を結べると立派な家を購入するケースが多くなります。

 米国の一軒家のステータスはプールとバスケットコートがあること、さらにテニスコートとなっていきます。親しい人を招いてホームパーティーを開くのが好きな国民性もありますが、治安の問題もあるので、親としては子供が遊びに行くよりも家で遊んでくれたほうが安心です。NBA選手や富裕層の住むコミュニティーには入り口にゲートがあって部外者は入れないので、セキュリティーもしっかりしていますからね。

 そしてアスリートは体が資本なので、自宅にトレーニング器具を揃える選手も多いです。中でもレブロン・ジェームズ(35=レイカーズ)は自宅にジムとバスケットゴールを設置し、専属のシェフも雇っているので、今の状況で外出しないでのトレーニングも、ある程度できているようです。

 僕が実際に見た中ですごかったのは、シカゴ・ブルズ時代のマイケル・ジョーダンでした。門に大きく背番号の「23」が表示されているので、そこがジョーダンの家ということは誰でも知っているのですが、そこから建物が見えません…。それぐらい庭が広かったのが印象的でした。

 実際に中に入ったことがある家ですごかったのは、サンアントニオ・スパーズのショーン・エリオット。柱は古代ギリシャ風で天井も高く、床は大理石。「家」というよりも高級フレンチレストランといった雰囲気でしたね。

 米国ではスターの自宅を紹介するテレビ番組もありますし、SNSで家族の画像を公開している人も多いです。この点では日本の有名人とは逆というのも、面白いですね。

 ☆まつい・けいじゅうろう 1985年10月16日生まれ。東京都出身。バルセロナ五輪の「ドリームチーム」を見た父親の勧めで小学1年からバスケットを始め、6年時にはイベントでマイケル・ジョーダンと1対1で対戦した。高校から米国に渡り、コロンビア大学では日本人男子で初めてNCAA1部でプレー。卒業後は帰国し、今季から京都に加入。ニックネームの「KJ」は、米国で「けいじゅうろう」を覚えてもらいにくいため使い始めた。188センチ、83キロ。