【Bリーグ】京都が千葉に競り勝つ

2019年11月02日 19時05分

 本紙でバスケット解説を務める「KJ」こと松井啓十郎(34)が所属するBリーグ京都ハンナリーズは2日、アウェーで千葉ジェッツと対戦し、残り0・4秒の劇的な逆転シュートが決まり82―81で勝利した。松井は36分出場して8得点だった。

 試合は残り47秒で79―79。ここから千葉のギャビン・エドワーズ(31)がオフェンスリバウンドから得点して2点リード。京都も残り21秒でデイビッド・サイモン(37)がフリースローを得るものの2本目を外してしまう。

 1点ビハインドで相手ボールと京都にとっては絶対絶命の状況。だが千葉も残り8・1秒で富樫が痛恨のターンオーバーをする。

 京都はこの日、30得点のジュリアン・マブンガ(29)に勝負を託し、中に切れ込んでシュートするが、これは外れる。万事休すと思われた状況で、サイモンがこぼれ球をそのままタップで押し込んで82―81。残り0・4秒での逆転劇だった。

 試合の立ち上がりは、さながら千葉の“ショータイム”。エース富樫勇樹(26)が一人で6連続得点するなど、いきなり14―0とリードを奪うが、京都は落ち着いて差を詰めて第1クオーター(Q)終了時点で19―23。前半終了時には38―34と逆転した。

 松井は前半2得点のみだったが「マークされるのはわかってるので、無理に打ってチームのリズムを悪くするよりもフリーの味方に打たせた方がいい」と冷静にプレー。それでも第3Qには3本のシュートを全て決めるなど、勝負どころではきっちり仕事をこなした。

 昨シーズンは31勝29敗でプレーオフ進出に1勝足りなかった京都が、今季はここまで8勝3敗と大きく勝ち越し。プレー機会を求めて今季から加入し、全試合に先発出場している松井は「強いチームに勝てる実力もある。いいチームになってると感じます」と手応えを語る。

 ただし2週前には東地区首位のアルバルク東京に100―93で勝利しながら、翌日は53―81と大敗しただけに「同じことをしないように」と気持ち締めることも忘れなかった。