バスケ協会の東野技術委員長が八村を視察「ワクワクします」

2019年11月02日 12時33分

【ワシントン1日(日本時間2日)発】米プロバスケットNBA、ワシントン・ウィザーズの八村塁(21)は、ホーム開幕2戦目となる2日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦に向けてチーム施設で約2時間ほど練習。報道陣に公開された終盤は3点シュートなどで体を動かした。

 10月30日の本拠地開幕戦に合わせて現地入りし、周辺環境をチェックしたり、スタッフから情報を収集したりしている日本バスケットボール協会・東野智弥技術委員長(49)が練習を視察した。

 東野委員長は「サポート態勢がしっかりできていることを見られた」と、NBAの環境の良さをじかに確認できた収穫を語った上で「彼がどんなトレーニングをして、どんな生活をして、どう成長しているかを(日本に)伝える役割を私が持っていると思います。彼と話した時の言葉は一つひとつに重みがあると思いました」と視察の意義を説明した。

 開幕戦から全試合に先発。4試合連続で2桁得点とした八村を「数年前に、英語もしゃべれないのに米国に来て、英語がしゃべれるようになってドンドン駆け上がっているわけで、それでNBAですよ」としみじみ。「(世界で)2億5000万人がバスケットをやっていて、そのうちの450人しかNBA選手になれなくて、日本人がスターティング5の中に入っている。そう考えたらどう説明していいのか私には分かりません」

 来年の東京五輪を考える上で八村がNBAでプレーする意義については「参加する12か国にはNBAやユーロ・リーグの選手が必ずいます。八村選手がここでどう活躍するかが五輪に直結するんです。それを日本で頑張ってる選手が見て、さらにレベルアップすると思います」。

 八村のすごさはコーチが要求したことをすぐにやれることで、アトキンス・アシスタントコーチによれば「とんでもないレベル」だそうだ。

 開幕からの活躍と周囲の高評価。NBAでの経験によって今後どれだけ成長するかを想像すると「ワクワクしますよね」と東野委員長も興奮気味。八村の伸びしろは無限に広がっている。