【バスケットボール】Bリーグ開幕 日本バスケに求められる審判の世界基準化

2019年10月04日 16時30分

 プロバスケットボール男子のBリーグ開幕戦(3日、横浜アリーナ)は、川崎が78―57で宇都宮を下した。今季就任した川崎の佐藤賢次監督(39)は「五輪につながる特別なシーズン。強度と質の高いプレーをしたい」と話したが、東京五輪で日本代表の躍進のカギとなるのが「反則とならない接触プレー」を増やすことだ。

 日本の審判は海外に比べて接触プレーに対する判定レベルが厳しい。一方で、結果として選手は軽い接触でも反則を取ってもらえる基準に慣れている。このため日本代表が臨んだ先月のW杯では世界の激しい“当たり”に対応できず、5戦全敗に終わった。

 その経験から、代表主将でもある川崎のポイントガード(PG)篠山竜青(31)は「相手よりも早く準備をして、体をぶつけていくことで世界に近づく」と話す。そのぶつけるプレーを反則にされては成長できない。そこで「審判とはいいコミュニケーションをとっていきたい」と判定を世界基準にしてもらうことを訴えていくという。センターのファジーカス・ニック(34)も「審判を批判するわけじゃない」と前置きした上で「Bリーグの審判全員がレベルを底上げしてくれれば」。

 八村塁(21=ウィザーズ)らのNBA勢以外は五輪までBリーグでレベルアップを図るしかない。そのためには審判も一丸となって「世界基準」に近づくことが求められる。