【バスケW杯】渡辺に盟友・村田がエール

2019年09月05日 16時30分

【中国・上海発】バスケットボール男子のW杯で世界ランキング48位の日本は同17位トルコ、24位チェコに連敗し、1次リーグ(L)敗退となった。5日の1次L最終戦での世界最強・米国戦に向けて、ボクシングのWBA世界ミドル級王者・村田諒太(33=帝拳)が“盟友”の渡辺雄太(24=グリズリーズ)にエールを送った。

 渡辺は八村塁(21=ウィザーズ)とのNBAコンビで大きな期待を集めたが、世界の壁は厚く高かった。渡辺は3日のチェコ戦後「もっとできたという思いはあります。悔しい敗戦です」と話した。日本は2連敗で順位決定リーグに回った。そんな状況で迎える米国戦について村田は「開き直ってやればいいと思います」。渡辺とはマネジメント会社が同じ縁で何度か対面し、ともに世界のトップレベルを舞台に戦うアスリートとして認め合う関係だ。その仲間に対して「開き直ってやることで、見えてくるものもあるはずですから」と村田は言った。

 自身も世界王座を取った2試合はいずれも一度敗れた相手とのリターンマッチ。特に7月のロブ・ブラント(28=米国)戦は初対決で完敗を喫した相手との再戦で、ある意味開き直っていくしかなかった。そこで2回TKO勝ちという文句なしの結果を出した王者の言葉には、説得力がある。

 現実的に米国に勝てる可能性は限りなく低く、結果によって“王座”を得られるわけでもない。だがNBA軍団との対戦で好プレーを見せられれば、来月開幕するNBA2年目のシーズンに向けたアピールになるのは間違いない。「相手にとらわれず、自分たちの最大の力を出すことが大事」と気負いなく語った渡辺は、王者からの金言を胸に戦いたいところだ。