八村塁35得点の活躍 日本がニュージーランドに快勝

2019年08月12日 19時41分

攻め込む八村(右)

 男子バスケットボール国際親善試合(12日、千葉ポートアリーナ)で、日本はニュージーランドに99―89で勝利。6月のNBAドラフトで日本人初の1巡目指名を受けてから初の代表戦となった八村塁(21=ウィザーズ)は、チームトップの35得点をマークする活躍でW杯(31日開幕、中国)へ向けて上々のスタートを切った。

 八村にとって昨年9月のW杯アジア2次予選イラン戦以来の代表戦出場となる試合は、前売り券が発売開始からわずか9分で完売。この日も開場前から約400人のファンが列を作った。

 その期待通り、日本は八村の2連続シュートで先制。これで波に乗ると開始5分で18―2の猛ラッシュ。第1クオーターの10分間では27―16と完璧なスタートダッシュを見せた。

 第2クオーターは、一転してニュージランドのペースで試合が進んだ。一時は4点差まで詰め寄られたが、八村の華麗なシュートで流れを渡さず、49―43と6点リードで前半を折り返した。

 第3クオーターは、昨年4月に日本国籍を取得した元NBAプレーヤーのファージカス・ニック(34=川崎)のゴールなどで、79―68とリードを11点に広げた。

 最終第4クオーターでは、八村が3連続ゴールを決めると、その後も3ポイントシュートを披露するなど、攻守ともにレベルの高いプレーで会場を沸かせた。最後にニュージランドが粘りを見せたが、10点差をつけて快勝した。

 フリオ・ラマスヘッドコーチ(55)は「すごくいい試合でした。ハイスコアの展開になったが、選手たちが集中してプレーできたから、結果を残すことができた」と手応えを口にした。

 八村は「ケガ人が出たり、いろいろあった中で、W杯に出場するニュージランド相手に10点差をつけられたのは大きい」と笑みを浮かべたが「(これからはもっと相手が)ガツガツくると思うので、負けないように頑張りたい」と気を引き締めた。