人気沸騰バスケBリーグがユニーク爆笑会見 チェアマンと選手が“癒着”!?

2019年07月08日 15時31分

左から川崎の篠山竜青、大河正明チェアマン、宇都宮の遠藤祐亮

 男子バスケットボールのBリーグは8日、創設4季目となる2019―20年シーズンの概要発表会見を都内で行った。

 10月3日の開幕戦は川崎ブレイブサンダースVS宇都宮ブレックス(横浜アリーナ)に決定。この開幕カードについて、大河正明チェアマン(61)は「日本代表選手、代表候補を多く擁している2チーム」と理由を述べたが、続けて「皆さん、1シーズン目の初代王者決定戦を覚えていますね。篠山(竜青=30)選手のアリウープパスが惜しくも外れ、遠藤(祐亮=29)選手が最後にフリースローを決めて勝ち切った。あの時の篠山選手の悔しさを晴らしてもらいたくてこのカードにしました」と笑顔で語った。

 この異例ともいえる私情が交じったマッチメークに対し、篠山は「チェアマンが言っていますから、これはもう晴らさないと」とやる気満々。一方、隣にいた遠藤は「篠山選手とリーグの“癒着”がすごいと思いますが…」と言うと3人は爆笑。人気上昇中の日本バスケット界を象徴するように、笑顔の耐えないムードで会見は進んだ。

 NBAドラフトで八村塁(21=ウィザーズ)が日本人初の1巡目指名を受けたほか、今年は男子が13年ぶりにW杯出場、来年の東京五輪出場も決まった。このムーブメントは選手も実感しており、遠藤は「日本のバスケは今、盛り上がっている。自分たちが面白いゲームをしないと新しいファンもついてこない」と自覚十分。大河チェアマンは「大事なことは選手がどれだけ世の中に知られるか。それがBリーグの発展」と持論を展開しつつ「篠山選手のキャラクターはだいぶ有名になった」と語る。

 その篠山は「僕が小学生の時、クラスメートが将来の夢をプロ野球選手、Jリーガーと書いていて非常にうらやましかった」と幼少期を回想。その上で「今バスケットをやっている子供たちに、将来の夢はBリーガー、NBA選手って胸を張って書いてもらえるような、カッコ良くて憧れのリーグにしたい」と力強く語った。

 篠山は小学生当時から「バスケットボールでご飯が食べられるようになりたい」と迷わず書いた。空前のバスケブーム到来とともに、その夢も現実になっている。