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阪神新助っ人ロサリオ “2巡目の逆襲”へ本紙評論家・伊勢孝夫氏が注文


復調の兆しを見せているロサリオ

 阪神の新助っ人、ウィリン・ロサリオ内野手(29)の“2巡目の逆襲”が期待されている。球団史上最高額の推定年俸3億4000万円で獲得した鳴り物入りの新4番も、セ・リーグとの対戦が一巡した16日現在、打率2割2分2厘と低迷中。それでも金本知憲監督(50)は「同じピッチャーと2回、3回と対戦して見えてくることもあるだろうし、慣れもある。自分自身の形を見失っているが、戻りつつある。練習ではだいぶよくなっているからね」と問題なしを強調する。

 そんななか、本紙評論家の伊勢孝夫氏はロサリオの打棒爆発に向けて“注文”を付けた。「内角を攻められた後に外のスライダーに手を出して打ち取られるというパターンが目立つ。研究熱心のようなので本人も重々承知だろうが、今後はその外の球をいかに打てるかがカギを握る。内角を打つのはうまいので外を攻略し、バッテリーに内角を意識させるように仕向けなければならない」と外角への対応力を磨くことが先決だと力説する。

 また“一発狙い厳禁”とも提言。「本来はホームランバッターではなく、欲しいところで打点を稼げる勝負強いタイプ。一発を打つことで調子を上げる広島のエルドレッドとは違い、ヒットを打ってアベレージが上がってくることで自然と本塁打も増えてくる。逆に無理に長打を狙うと崩れてしまう。一発期待の声に惑わされずヒット狙いでいくべき」とまずは打率向上を目指すべきだという。

 ただ、伊勢氏はこれまでの打撃内容を高く買っており「どんな助っ人でも開幕したてのときは『いいところを見せなあかん!』と力んでしまいがち。ふた回り目になりリラックスして打席に入ることで力を発揮できるはず」とも。15日のヤクルト戦(甲子園)では11試合ぶりにマルチ安打を放つなど復調気配のロサリオは「一生懸命やっていることが結果につながった。これを続けていきたい」と腕をぶすが…。“変わり身”を見せることはできるか。

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