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王貞治氏がゴールデン・グラブ賞の改革案を提言「選手同士の投票も」


持論を唱えた王貞治球団会長

 ソフトバンクの王球団貞治会長(77)が21日、ゴールデン・グラブ賞の選考に関して持論を唱えた。

“世界の王”といえば通算868本塁打のイメージが強いが、一塁の守備もトップクラスの名手だった。1972年に制定されたダイヤモンドグラブ賞(当時)を引退する80年まで9年連続で受賞。守備にも思い入れがある。

 同賞の投票資格は「新聞社、通信社、テレビ局、ラジオ局のプロ野球担当記者として、5年以上にわたり現場での取材を主に担当している記者」となっている。しかし、少なからず感じていることもあるようだ。

「5年以上といっても、中には(そのシーズンに)あまり見られてない人もいるんでしょ? そういう人は(自主的に)外れるとか。あとは選手同士の投票を入れるとかしたらいいんじゃない。オールスターも選手間の投票ができたじゃない。セ・リーグの選手はセ・リーグだけ、パ・リーグの選手はパ・リーグでいいと思う」

 日本一に輝いた昨季の投票ではソフトバンクから捕手・甲斐、三塁手・松田、遊撃手・今宮、外野手・柳田の4人が選出されたが、守備に定評のある中村晃が圏内から大差の外野部門5位に沈み、チーム内から疑問の声が上がった。

 王会長自身も守備表彰ではないが「僕もMVPに選ばれたけど、自分では宮田さん(65年に“8時半の男”としてフル回転した故宮田征典投手)だろうと思った年もあった」と違和感を覚えたことがあるという。

 かつて組織票やインターネットでの悪意ある投票への対策として「AKB(の総選挙)みたいにしたらどうだい? (球場の)チケットを買ったら投票できるというようにね」と既成概念に捉われないアイデアを出したこともある王会長。本紙を含めた報道陣からすれば耳の痛い話だが、球界の発展を思うからこその提言だ。

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