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松中氏が断言!ソフトB・柳田が“平成最後の3冠王”だ


特殊な器具を使って打撃練習する柳田

 球史は塗り替えられるか――。天皇陛下が来年4月30日に退位され、皇太子さまが翌5月1日に即位して「平成」が終わり新元号となる。プロ野球で生まれるシーズン成績、記録は今季が“平成ラストイヤー”。もし打撃部門で3冠王が誕生しなければ、2004年に打率3割5分8厘、44本塁打、120打点でプロ野球史上7人目(11回目)の達成者となった当時ソフトバンクの松中信彦氏(44)が「平成唯一の3冠王」となる。ただ、その松中氏は「こういう記録は得てしてラストイヤーとかに達成されるもんだと個人的に思っている」と言い“平成2人目の3冠王”に柳田悠岐外野手(29)を指名した。

 同じ左の大砲で、王貞治球団会長(77)の薫陶を受けた“同門”の後輩のことは高く評価している。松中氏は「いま、3冠王に一番近いのは間違いなく柳田だよ。四球も選べてしっかり率も残せるからね。去年も惜しいところまでいった。彼はこれから技術も成熟してキャリアのピークを迎える」と太鼓判を押し「さらに成績は伸びる。今年やってもおかしくない」と断言した。

 昨季、柳田はリーグ2位の打率3割1分、同2位の99打点、同3位の31本塁打をマーク。前半戦は3冠王ターンだった。快挙達成が誰より現実的なのは確かだ。実際に松中氏は宮崎春季キャンプ第2クールを視察し、柳田の軽快な動きをチェックしている。

 今年の柳田は昨年までのように故障の影響がなくオフから肉体強化、練習のための時間をしっかりと確保できた。キャンプ序盤から快音を連発し「今年は開幕からピークの状態でいく」と鼻息が荒い。偉大な先輩のエールに「プロ野球はそんなに甘いものじゃない」と言いつつも「やってみたい。達成できるように頑張ります」と腕をぶす。

 技術向上に余念がない柳田は12日、メジャーリーガーや日本ハム・清宮なども取り入れているボールを上からつるすタイプのティー打撃用器具を導入して練習に励んだ。「よりバックスピンを意識してホームランを打つ練習」と意図を説明し、昨季リーグ3位に終わった本塁打量産に意欲を燃やした。先輩の予言は的中するか。

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