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清宮を一喝した早実の鬼軍曹・渡辺大地 早大アメフット部に転向していた


早大ではアメフットに転向した渡辺大地

【気になるアノ人を追跡調査!野球探偵の備忘録(60)】夏の甲子園100周年の節目の年。第1回大会にも出場した伝統校、早実は一人の怪物新入生の出現によって大きな様変わりを迎えていた。当時“鬼の副主将”として早実野球部の改革に取り組み、チームを全国4強に導いた男・渡辺大地が、新生野球部への思いを明かした。

「参りましたよ、大学に入ってもしばらくは“鬼軍曹”ってイジられて(笑い)。今となってはそれも含めて、全部いい思い出です」

 2015年夏、新1年生・清宮幸太郎を中軸に据えた早実は全国4強まで勝ち上がり、甲子園は“清宮フィーバー”に沸いた。中学時代からの先輩で清宮の“お目付け役”だった渡辺も、フィーバーの高まりとともに注目の的に。下級生ものびのびとプレーする自由闊達な早実のイメージが定着したが、渡辺が入学した当初は他の強豪校と変わらず、厳しい上下関係があったという。

「父が早実野球部出身なので耳にはしていましたけど、本当に厳しかったですよ。下級生から先輩に話しかけられるような雰囲気ではなかったし、グラウンドに行く途中にトンネルがあるんですが、下級生のうちはそこを全力疾走しなくちゃいけない“謎ルール”もありました。そういうのも覚悟した上で早実を選んだし、精神的にも強くなった。それはそれで、自分にとっては良かったと思う」

 そんな伝統に“変化”が起きたのは、渡辺が副主将を務めた3年のとき。鳴り物入りで入学してきた清宮の存在がきっかけだ。

「最初は同期の中にも『大したことないだろ』と言うやつがいた。それがアイツのバッティングを見たら、みんな黙っちゃうんですよ。やっかみとか、それすらも感じさせない存在だった。それで、僕らのときのままだとアイツが萎縮してチーム全体としても良くない、もっとのびのびやれる環境をつくろうと3年ミーティングで話し合った。『特別扱い』と言われるかもしれないけど、それすら覆すような存在だったんです」

 主将・加藤雅樹を中心に下級生が活躍しやすい環境を整える一方で、渡辺はチームが緩くなりすぎないよう、嫌われ役を買って出た。甲子園でも緩慢な走塁を見せた清宮を一喝。“鬼の副主将”として、加藤と2人でチームをまとめ上げた。

「『言うときは言う』というタイプが自分の他にいなかったので。うまい選手が集まっていたぶん『個』が強くてなかなかチームにならなかった。(早実の)和泉監督は選手の自主性に任せることが多いですが、僕は怒られた思い出しか残ってない(笑い)。僕の性格を見抜いた上で副キャプテンにしたんだと思う」

 怪物1年生の力を存分に引き出し、チームは甲子園4強に進出。「小さいころからの夢をかなえて、野球に対しては満足感があった」という渡辺は今、進学した早大で一転、アメフットに熱中する日々を送る。

「もともと興味があったわけではなくて、早実時代からの先輩に誘われて見学に行ったら魅了されてしまって。体が小さくても瞬発力で活躍できたり、ポジションが様々で適性の幅が多いぶん、どんな人でも活躍できる。いろんなスポーツ出身の選手がいて、ベンチやスタッフも含めて200人以上いる部員全員に役割があって、いわば究極のチームスポーツ。大学で野球を続ける仲間からは電話口で泣きながら引き留められましたけど(笑い)」

 かわいがっていた清宮もこの夏で早実野球部を引退、直属の後輩はいなくなった。この3年間、母校野球部を見守ってきた渡辺は、その変化について「上級生を下級生が心の底から応援できる、正直、そういう環境は僕のころにはなかった。3学年が本当の意味でひとつになって甲子園を目指せるのはすごいこと。一方で、3年生はちゃんとチームの方向性を示さないといけない。清宮という絶対的な存在が抜けて、ある意味これからが本当の“新生早実野球部”。(新主将の)野村くんたちがこれからどうなっていくのか、楽しみです」とエールを送る。

 プロの世界に飛び込む清宮には「もう何か言える立場じゃない、ただの一ファンですよ。頑張ってほしいですね」と照れ笑いを浮かべた。早実の伝統を変えた鬼軍曹は、笑顔で怪物を送り出した。

 ☆わたなべ・だいち 1997年7月30日生まれ、東京都調布市出身。小学校3年生のとき、軟式野球チーム「杉森クラブ」で捕手として野球を始める。6年生では「ジャイアンツジュニア」で全国準優勝。中学では調布シニアに所属、3年のときにはシニア日本代表として世界大会準優勝。早実では1年秋から外野手でレギュラー、3年夏には副主将として全国4強に貢献する。早大進学後は米式蹴球部に所属、ポジションはDB。シニア、高校の後輩に現日本ハム・清宮幸太郎がいる。170センチ、79キロ。右投げ右打ち。

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