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阪神・藤浪 “炎の荒行”断っていた


白い息を吐きながら練習する藤浪

 鉄人流よりオレ流でというわけか。完全復活を目指す阪神の悩めるエース・藤浪晋太郎投手(23)が、金本監督の恩師である鹿児島・最福寺の池口恵観法主(81)の修行のススメを“辞退”していたことが分かった。

 政財界の面々にも影響力を持ち“炎の荒行”でも知られる池口法主は昨年暮れに「藤浪君を(最福寺に)連れてきてほしい。彼が立ち直れば阪神は勝てる。会えば弱いところを指摘できる。プロで抜きんでるためには他の人と違うことをやらないといけない」と昨年3勝に終わった右腕の名前を出し、護摩行などの荒行を要請していたが、藤浪本人は「自分は絶対にやらない。無理です。まったく考えたこともないです」と球団関係者やOBに完全NOを断言していたという。

 けんもほろろ…とはこのことだが、法主自ら再生に乗り出してもらえるのは絶好の機会。それだけに今回、あるフロント幹部から「藤浪が精神修行とかするタイプではないのは分かっているが、自分を本当に見つめ直し、切磋琢磨するためには現役時代の金本監督や広島の新井のようにやってみてもよかったかもしれない。野球は最終的には気持ちがものをいうから」と残念がる声も聞かれたほどだった。

 球団が池口法主の力に期待する理由はある。「結果が出ていれば何も言われない世界だが、藤浪はこの2年、出ていないのに周囲のアドバイスに耳を傾けない。その割に自分の確固たるフォーム固めは最後までできずで精神面の弱さも出た。去年は監督やコーチ陣も正直さじを投げていた部分もあった」(球団関係者)。コーチ陣で再生不能なら、今こそ部外者の「全面協力」が必要だったというわけだ。

 目下、その藤浪は「(野球技術の)情報量がすごい」と絶賛するダルビッシュらとの米国テキサス州での合同自主トレに参加中だが、何かとかしましい声が出るのも他の選手以上に期待が大きいからこそ。それらも黙らせるには自ら結果を出すしかない。

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