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阪神・西岡ダブルタイトル宣言


完全復活に燃える西岡。右は中田

 故障禍からの完全復活に燃える阪神・西岡剛内野手(33)が12日、大阪府内の練習施設で母校・大阪桐蔭の後輩である日本ハム・中田翔内野手らとの合同自主トレを公開。ランニング、キャッチボールから軽めのフリー打撃も敢行するなど終日汗を流した。昨年は2016年の左アキレス腱断裂の影響で7月に戦列復帰するも出場は32試合止まりで、打率2割2分8厘、0本塁打、5打点、3盗塁。DeNAとのクライマックスシリーズでも出番がなく、契約更改では4年連続のダウン査定を食らった。

 西岡は「正直、僕は新年を迎えてという新たな気持ちはない。去年からの継続。2018年が終わった時に自分が納得できる一年にしたい。置かれている立場は、レギュラーではなく、若手や今年入団した選手と同じ気持ち。年齢も今年で34になるし、あと何年できるかの年に差しかかっている。もう一度、西岡剛という存在感を球界に出していきたい」などと悲壮な決意を語った。

 一方で、西岡は本紙に“ダブルタイトル取り”まで宣言している。ロッテでの若手時代には盗塁王、ベストナイン、最多安打…と数々のタイトルを獲得したが、近年は無縁。これまで具体的な個人目標を明かすこともなかったが「やるからには首位打者とカムバック賞。この2つを取りにいきたい。首位打者を取ったらそのまま引退してもいい。それくらいの気持ちでやる。僕も野球以外の仕事仲間に『社長を目指してやれ』と言ってるくらい。だから自分も上を目指していく」と強気に言い放った。

 この日、昨年大不振に泣いた後輩の中田に「チームのキャプテンも任されたという自覚も持って挑まないといけない。その立場であることに感謝して成績を残さないともったいない」「打てない時に打席で(弱い)メンタルが見えてしまうのは良くない」とダメ出しした上に「自分の失敗談を若手に伝えたりもしたい」と先生役に立候補したのも、背水の今季に懸ける思いが強いからこそ。いったん口にした以上、自分が恥をかくわけにいかないからだ。

 今季の内野陣は三塁の鳥谷、一塁の新助っ人ロサリオを除いては白紙状態。「隙があるポジションを狙っていくだけ」。この男が今度こそ復活すれば虎のV奪回は現実味を帯びてくる。

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