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中日大勝も波留打撃コーチ怒りのダメ出し


ベンチから戦況を見つめる熱血・波留コーチ(左)

 中日が12日のヤクルト戦(神宮)に8―1と完勝した。森監督は「最下位のチームとウチは5位だからな。(7月26日のヤクルト戦で10点リードを逆転された)この前のことがあるから。打つほうも1点、1点をという気持ちがあれば、こういうこともある」と冷静に振り返ったが、なぜか、おかんむりだったのが波留敏夫打撃コーチ(47)。15安打と爆発した打線について「打った投手を見てよ。全く課題をクリアできていない。何も変わっていない」と褒めるどころか、痛烈なダメ出しだ。

 3回まで9安打を放ち6点を奪って攻略したのはヤクルトのベテラン左腕・石川。真っすぐは130キロ台の軟投派で中日打線がもともと得意としているタイプで、石川自身もこの試合でセ・リーグでは56年ぶりとなる11連敗と決して本調子ではない。問題は2番手の石山に2イニングを2番から7番までがパーフェクトに抑え込まれたことだという。150キロを超える真っすぐを投げる本格派で中日が最も苦手とするタイプ。その石山に「全く対応できなかった」(波留コーチ)と不満いっぱいなのだ。

「二線級をいくら打ってもしょうがない。一線級にどう対応するか。明日(13日のヤクルト先発)の原樹理はいい球を投げる。それをいかに打てるかが大事」と波留コーチ。Bクラスが確定的な中日にとって、わずか1試合の爆発で喜んでいるわけにはいかない。

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