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カブス・上原が語る42歳「衰」論 空振り率は昨季上回る25%超


上原浩治「中継ぎピッチャーズバイブル」

 

現地時間5月25日の試合後、コメディー映画「アンカーマン」に登場したド派手なスーツで移動する上原。お祭りムードを楽しんでいた(ロイター=USA TODAY Sports)

 カブスの上原浩治投手(42)はメジャー9年目の今季、20試合に登板して1勝3敗1セーブ、防御率3・63(現地時間5月31日現在)。初のナ・リーグ移籍による、数々の適応を余儀なくされているところだ。例えば同地区ブルワーズは打者との対戦経験がほとんどなく、レッズ戦やカージナルス戦では、例年以上に多く一塁へけん制球を投げている。だが、抜群の制球力など、マウンド上でのパフォーマンスに大きな違いは見られない。ほぼこれまで通りのルーティンを繰り返す右腕に“衰え”は出ていないのか。

 

 上原はレッドソックス時代の2015年のキャンプ中、40歳を目前にこう話したことがある。

 

「衰えというのは誰にでも出てくるもの。でも、それをできるだけ徐々にというか、緩やかなものにしたい。一気に、というのだけは避けたいですね」

 

 では、42歳になった今、衰えについて感じることはあるのか。上原は「そういうのは考えないようにしている。考えたら落ちていくだけなので」と話すにとどめた。実際に、ハードで充実したオフのトレーニングをこなし、ケガなくキャンプを過ごし、シーズンに入っている。フィールドで走る姿も軽快で、衰えらしきものは見当たらない。ただし、球速という数値を除いては…。

 

 レッドソックスでワールドシリーズを制した13年、上原のストレートは88~90マイル(140~144キロ)を計測。92マイル(146キロ)をマークすることもあったが、この数値はプロ入りした1999年からほぼ一定していた。ところが今季は85~88マイル(136~140キロ)で、米大リーグ公式サイトによると平均86・82マイル(同31日現在)だ。上原は本拠地開幕戦で登板した後、「真っすぐはすごくいい感じですね」と感触を語った後、わざわざ「86マイルしか出ていないですけど」と自虐的にフォロー。数字が出ていないことに、ちょっとしたいら立ちがあるようだった。

 

 その一方で、上原は「何も変わらないでしょ」と、自身のピッチングについては控えめながらも自信をのぞかせている。それは、上原が「大事なのは(打者の)体感速度」と説明する通り、今季も変わらずに空振りやファウルを奪い、外野の狭い本拠地でも、差し込んだ外野フライで打ち取っているからだ。スピードガンで球速が出ないことについては「それはもう、投げ方ですから」と、特徴ある自身の投球フォームに起因していると指摘。「見ている人が楽しんでいるだけ。あとは契約するときに、スピードが速い人を獲るでしょうね。それが現実なので仕方ない」と、完全な諦めモードというか、自分とは無関係のように話す。

 

 その「体感速度」に何らかの変化、衰えがあるのかどうかを示す可能性がある数値として、打者の空振り率、奪三振率の2つを取り上げてみた。そのデータ(別掲)はリリーバー転向となったオリオールズ2年目の10年以降のものだ。

 

 昨季は空振り率が下がった一方で奪三振率が上がった。打者との兼ね合い、巡り合わせ、配球、捕手のリードなど様々な状況によって結果が変わるものだが、ストレートの球速が3、4年前と比較して1~2マイル落ちているものの、パフォーマンスへの影響は感じない。むしろ、本人はキャンプ中からストレートに手応えを感じており、空振り率は昨季を上回っている。打者が「球速以上に速い」と感じる体感速度に大きな変化はなさそうだ。

 

 昨季16勝8敗、防御率2・13の好成績を挙げ、ポストシーズンでも5試合に先発し、1勝1敗、防御率1・42と活躍したチームメートのカイル・ヘンドリックス投手(27)も上原と同様、制球力と体感速度、打者を惑わす投球フォーム、さらにいえば肝っ玉の強さで勝負する投手だ。球の速い投手が目立つメジャーだが、そういったタイプも少なからずいるのも事実。ヘンドリックスはシンカー(ツーシーム)でゴロを打たせるタイプで、平均87マイルのストレートで空振りを奪うことも少なくない。最速が85マイルだった登板もあったヘンドリックスはこう話す。

 

「コージとか僕みたいに、球速の出ないタイプなら、別の何かを持ち味にすればいい。球速が出るタイプなら、それはもちろん大きな武器にはなるだろう。ただ、最も重要なことは、試合の中でどうやってアウトを取るか。僕の場合はボールを動かし、スピードを変え、狙ったスポットに投げること。今季は(昨季よりも)球速が出ていないが、それは僕にとって(投手を)説明する項目のひとつにしかすぎない」

 

 上原はメジャー9年目にして初となるナ・リーグでのプレーについてこう明かす。「先発ではないし、打席に立つこともないので、そんなに何かが違うっていうわけではない。まあ、自分を変えずにやるだけですよ」

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