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侍ジャパンへ金言「ブーイングなんて甲子園に比べたら」


【上原浩治「中継ぎピッチャーズバイブル」】

 

第1回WBCで優勝し、金メダルを手に笑顔の上原浩治

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪還を目指す侍ジャパンが1次ラウンドB組を1位で通過することが決まった。そんな日本代表にカブスの上原浩治投手(41)がエールを送った。メジャー9年目のシーズンに向け、ベテランはアリゾナ州メサでマイペースで調整を進めている。大きく環境が変わり、戸惑いや苦労もあるなか、やはり“後輩たち”は気になる。2006年の第1回大会で優勝した経験を基にした金言とは――。

 

 アリゾナの青空の下、上原は「自分のやるべきことをやる。今から力を入れても疲れるだけ。3月は無事に終えること」と静かに話す。カブスを選んだのは「優勝を狙えるチームだから」。チームにとって連覇、自身2度目となるワールドシリーズ制覇には、プレーオフも含め180試合前後を戦うフィジカルとメンタルが不可欠。上原は「そうならないといけないからね。だから、(好不調の)波は絶対にあるけど、4月からずっと100%で行けるようにやるつもり」と意気込む。

 

 そんな上原は「WBCに出るつもりで」オフの調整を前倒しで行ってきた。しかしカブスと契約合意に達し、エプスタイン球団社長らに直接聞いたところ、「できたら出ないでくれって。だから、もう分かりましたって、それで終わりですよ」。球団の後押しがあれば「もちろん出場した」という。

 

 国際試合やプレーオフで無類の勝負強さを発揮してきた上原。その秘訣は何なのか。思い出されるのは第1回WBCの準決勝・韓国戦での快投だろう。1次リーグ、2次リーグで連敗した相手にしびれるマウンドだったが86球で7回を3安打無失点、8三振無四球と完璧だった。ちなみに長男・一真くんが生まれる2日前の出来事だった。

 

 上原は「もう11年前や。遠い昔ですよ」と笑うが、「あの試合に関しては、終わったと思っていたからね、みんな。帰る用意もしていたし、もうけもんと思って投げていたのでプレッシャーはなかった」と振り返る。場所はサンディエゴだったが、完全なアウェー状態だった。

 

「ブーイング? そんなん別に甲子園(での阪神戦)を経験していればどこでも大丈夫ですよ。ましてや巨人の選手として甲子園に行っていたし、その場の雰囲気にものまれることはなかった」。マウンドでは「淡々と、メジャーのマウンドって投げやすいなあとか、いい球場やなあとか思いながら」投げていた。

 

 0―0で迎えた7回表、日本代表は代打福留の2ランなど25分に及ぶ猛攻で一挙5点を奪った。上原はそのまま続投。「勝ったと思った。点を取ってもらったあとの回は大事ですから、全力で投げた。ああやって点が入れば気持ちも乗っていけますからね」。二死から1安打されたが、アウトは全て三振だった。投球全般については「打たれる時は打たれる。抑える時は抑える。いつも通りやっただけ。ただ、そこまでの準備をどうするかは大事」。

 

 修羅場を知る上原の不参加に「受けてみたかった」と残念がるのは侍ジャパンの大野奨太捕手(30=日本ハム)だ。大野によると「テレビのインタビューで(野球には)『正解がない』って話をしていたんですよね。足の上げ方でタイミングを変えたり、速くなくてもどうやって速く見せて打者を打ち取るかとか、そういう話を直接聞いてみたかった」という。

 

 大野は大谷翔平投手(22)の160キロ超のストレートを何度も受けている。球速は参考になるのかと尋ねると、大野は「全然なんないです」と即答し、こう続けた。「ファンが見て『すげえなぁっ』て思うのは数字かもしれないですけど、僕は騒ぐほどのものではないと思っています。(球速が)出たからといって抑えられるとは限らない」

 

 140キロ前後の直球で空振りを奪う上原を大野はどう見ているか。「上原さんの場合は、やっぱり(打者の)頭の中にフォークがある中で、どこにまっすぐを投げたらいいかって分かっていると思う。その感性というか、その感覚を勉強してほしい投手がうちにはたくさんいます。『今の球、良かったですよね』という質問よりも『今のところに投げたら抑えられますか』っていう質問の方が面白いと思うし、そういう発想をみんなに持ってほしい」

 

 上原が今、若い選手たちに伝えたいことのひとつは「気持ちが負けていると打たれる」ということ。そして「体調、気持ち、全てが100%でも打たれる時はある。それが野球。ど真ん中でも抑えることもあるわけやし、正解のないスポーツ」ということ。最後にこう結んだ。「結果が出ればそれが正解。トレーニングにしても、食事にしても、正解はない。ジーターなんかハンバーガーばっかり食べていたって言いますけど、それでもあれだけ長くプレーできたわけですから、やっぱり正解はないんですよ」

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