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テレビ制作会社に転身 海外サッカー番組に携わる元ロッテ投手


異業種で輝く元プロ野球選手

 

業界人として活躍する山本さん

【山本徹矢(元ロッテ投手)】「もうプロを辞めて3年ですか。この業界にもだいぶ慣れたので、今はすごくいい環境で仕事をやらせてもらってますよ」

 

 プロ野球ファンなら覚えているかもしれない。2013年オフにロッテをクビになり、テレビ制作会社のアシスタントディレクター(AD)に転身した異色の右腕。山本徹矢さんだ。あれから3年。今も裏方業は続けている。

 

「担当はバラエティーからサッカーになったんですけどね(苦笑)」

 

 08年のドラフトで神戸国際大付高からロッテ入り。11年に一軍で11試合に登板したものの、以後は右肩の故障に悩まされ13年に引退。業界入りはその直後だった。

 

「たまたま知り合いだった武田一浩さん(元日本ハム、中日など・現野球解説者)が紹介してくださったのがテレビ制作会社のADの仕事で。当時は野球を辞め、まだ何も決まってなかったので。とにかく一度やってみようと。軽い気持ちで仕事を受けたのですが…」

 

 14年2月、ADとして再出発を誓ったが、新たな舞台には厳しい現実が待ち受けていた。

 

 日本テレビ系の人気番組「ナカイの窓」の担当に抜てきされたものの、ADはテレビ制作現場では「下っ端」の雑用係。仕事は膨大で、重い機材の運搬や収録後のテロップ作り、出演者の調整、関係者への取材など多岐にわたる。拘束時間も長く、スタジオ収録日ともなれば、就業は深夜に及ぶこともしばしば。1週間のうち週3~4日はテレビ局に寝泊まりするほど過酷だった。

 

「ADになるまでパソコンを使ったことがなかったので、その適応も大変で。例えばテロップ作り。普通の人なら1時間で終わる仕事が、僕の場合6時間以上もかかった。当然、上司に怒られるし、いつの間にかあきれられてしまったというか。結局、体力はあるので、やる仕事は重い荷物の運搬や雑用ばかり。最初の6か月は毎日『辞めたい』と思ってました」

 

 環境が変わっても、試練は続く。もともと、スポーツ番組制作が志望だった山本さん。16年4月、念願かなってNHKの番組を扱う制作会社へ移籍したものの、ディレクターを任されたのは「興味も知識もなかった」という「海外サッカー」。再び出直しを余儀なくされた。

 

 それでも、華やかな球界からあえて裏方業に飛び込んだ異端児。あきらめはしなかった。選手やチームを自分なりに小まめに研究。今では畑違いだったサッカー番組にも順応し、連日目の肥えた視聴者に映像を送り続けている。

 

「仕事は今でも大変です。でも、この仕事を紹介してくれた武田さんの顔もあるし、自分との闘いもある。辞めたら自分に負ける感じがするので」

 

 15年に結婚。夫人との間には1歳の長男がいる。家族を支える使命とともに、厳しい業界でもまれた経験を生かした目標も生まれつつある。

 

「自分がこの仕事でつらい思いをした分、将来は自分が一人前のADを育てたい。今の業界のやり方ではADはすぐに辞めてしまいますから。テレビ制作現場の環境も改善できればいいですね」

 

 いずれは業界に優秀な人材を派遣する会社を起業したいという山本さん。

 

 苦労人の夢は大きい。

 

 ☆やまもと・てつや 1990年、兵庫県生まれ。神戸国際大付高から2008年のドラフト5位でロッテ入団。11年に一軍初昇格し、11試合に登板。13年に現役引退し、テレビ制作会社に就職。14年2月からADとして日本テレビ「ナカイの窓」を担当。16年からはNHK海外サッカー番組のディレクターになり、現在に至る。プロ通算成績は11試合0勝0敗、防御率5.63。右投げ右打ち。

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