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甲子園決勝でバンビ坂本に投げ勝った松本正志投手に「死ね」の不吉ファンレター


オリックスの用具倉庫でポーズをとる松本氏

【気になるアノ人を追跡調査!野球探偵の備忘録】1977年夏の甲子園決勝、東洋大姫路の3年生・松本正志投手と東邦の1年生「バンビ」こと坂本佳一投手の投げ合いは、決勝史上初のサヨナラ本塁打で幕を閉じた。あれから39年。現在はオリックスで用具担当を務める松本氏が、劇的な夏を回想した。

「3年生のときは甲子園に出れば全国制覇、優勝は確実と言われていた。相手は1年生ピッチャー。正直、勝って当たり前やろと思ってましたね。でも、決勝は独特な雰囲気。それが決勝特有の雰囲気なのか、坂本の人気によるものなのか。結局、どこかで意識していたのかもしれない」

 77年夏の甲子園決勝、聖地は“バンビフィーバー”に沸いた。きゃしゃな体格と甘いマスク、東邦の1年生エース坂本は「バンビ」の愛称でもはやアイドル的存在。東洋大姫路はアウェーの試合を強いられた。

「それまで打たれたヒットは6本が最多」だった松本だが、この試合では被安打10。それでも要所を締め、1―1の同点のまま試合は延長戦にもつれ込んだ。10回裏、一死二塁のチャンスで打席に立った松本は敬遠。続く4番、主将で女房役だった安井が捉えた打球は、右翼ラッキーゾーンへ。夏の甲子園決勝では史上初となるサヨナラ本塁打。劇的な幕切れは2人のエースの人気を過熱させるには十分だった。

「坂本ばかりフィーチャーされていたけど、僕もそれなりにモテたんですよ。ファンレターが段ボール3箱ぐらい。中には『あなたが憎い』とか真っ黒な便箋に『死ね』とか、不吉なファンレターも交じってましたけど(笑い)」

 77年のドラフト会議で阪急に1位指名されて入団。プロ1年目から日本シリーズのマウンドにも上がった。だが、その後、伸び悩んだ。通算成績は1勝3敗、防御率6・83。プロ2年目の80年に挙げた1勝だけで87年に現役を引退した。「いろんなコーチからいろんなことを聞いて、フォームが分からなくなってしまったというのもあります。でも、今の子はメジャーとか、プロに入ってからも夢があるでしょ。僕はプロになるのが夢で、そこが終着駅だった。目標を失っていたのかもしれない」。引退後は打撃投手など裏方に転身し、球団に貢献。現在は用具担当を務めている。

 かつて夏の頂点を競った坂本氏も大学、社会人と結果を残せず現役を退いたが、2人の交流は今でも続く。「3年ぐらい前かな、遠征で名古屋に行ったとき、森脇監督(当時オリックス監督、現中日コーチ)と坂本の3人で食事にいったんですよ。森脇さんが僕より1つ下で、坂本は2つ下。それでアイツ、僕のところに先に料理を取り分けるんですよ。年はそうやけど、監督のほうが先やろと(笑い)」

 前身の阪急時代からのオリックスの栄光と低迷の歴史両方を知る、生き字引のような存在。「選手時代を含めて今年(2016年)で39年ですから、年上はいても僕より古参は一人もいない。入ってからの20年はBクラスになったのが1回くらいで、あとの20年はAクラスが1、2回(笑い)。僕がいる間に、もう1回、胴上げをして、優勝パレードをしてほしいですね」

 甲子園決勝唯一のサヨナラ本塁打から40年。立場や場所は違えど、かつての優勝投手は今も日本一を夢に見る。

☆まつもと・しょうじ=1959年4月2日生まれ、兵庫県上郡町出身。上郡中1年のとき、軟式野球部で投手として野球を始める。東洋大姫路に進学し、甲子園では2年春にベスト4、3年夏に初優勝を飾る。77年のドラフト会議で阪急に1位指名されて入団。1年目から日本シリーズにも出場するなど期待されたが、通算1勝で87年に現役引退。以来30年近くにわたり、球団で用具担当など裏方の仕事を務める。180センチ、80キロ。左投げ、左打ち。

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