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「ミスター・サブマリン」元ロッテ渡辺俊介 今なぜ社会人野球に?


華麗な投球フォームは健在だった

 ロッテで活躍した「ミスターサブマリン」こと渡辺俊介投手(39)が現役を続けている。2014年から2年間所属した米独立リーグでのプレーを終え、今季から社会人野球の新日鉄住金かずさマジックに所属。コーチ兼任投手として汗を流している。WBCや五輪で日本代表にもなったプロ通算87勝投手は、なぜ社会人野球に再挑戦したのか。渡辺の波瀾万丈の野球人生を追った。

 

 

 ――改めて社会人野球に復帰した経緯を

 

 渡辺:海外でプレーしてアメリカでもベネズエラでも選手が家族と一緒にいる姿を見てきた。家族と一緒にいて野球がしたいなという中で家から通えるところで野球をしたいなと。いくつかの選択肢がある中で、何が一番ドキドキするかなと考えた。すると都市対抗が浮かんだ。あれ以上の経験を野球でしたことがなかった。前回所属した時にはベスト4が最高だったこともあり、もう一度(頂点を)目指したいなと考えました。

 

 ――都市対抗野球の魅力とは

 

 渡辺:一番の違いはプロとアマの違い。どれだけ活躍しても給料に反映されるわけではなく、ただ純粋に野球を続けたかったり、自分の会社の人たちに、勝っているところを見せてあげたいと、きれいごとではなく、みんな本気で思っている。高校野球で甲子園を目指していることを大人がしている。その魅力は言葉で足りないぐらい、あります。

 

 ――今後、NPBに復帰するつもりは

 

 渡辺:そこはないですね。(社会人野球を)僕のアピールの場にはしたくないので。投げる時はチームが勝つためだったり、都市対抗に出るとすごく勉強になるので、必要な時には投げようと。

 

 ――3月12日の社会人野球東京大会の東京ガス戦では16年ぶりに社会人公式戦登板して1回を無安打無失点に抑えている。今後も現役は続けるのか

 

 渡辺:正直(ベネズエラの)ウインターリーグで投げている時には「まだやれる!」と思ったこともありました。ただその高いレベルを、社会人の選手たちに見本として見せられるのであれば、それもいい勉強になるのかなと。イタリアや台湾の野球関係者からは社会人3年やった後でもいいとオファーを受けてますけどね(笑い)。

 

 ――米独立リーグでの経験は今のコーチ業にどう生きているか

 

 渡辺:僕は独立リーグ、またベネズエラのウインターリーグでもプレーオフを経験してきて、プレーオフにはプレーオフの戦い方があると学びました。気持ち、コンディションの持っていき方、メリハリの作り方など。それが今教える上ですごく役に立っている。

 

 ――米独立リーグではリリーフも経験した

 

 渡辺:勉強になったのは準備の仕方、させ方がうまいという点。日本では心配だからということでどんどん(肩を)つくらせるけど、あちらでは1回作ったら、90%は投げさせる。2回つくって投げなかったら、監督が「すまん!」と謝りに来ますからね。それぐらい肩をつくらせるという負担をみんなで共有している。日本のプロ野球でもシーズンを考えた時にああいう起用をすると中継ぎの人はコンディション保つのも相当楽だろうなとはずっと感じてました。実際に僕もコーチとして、できるだけ無駄に(肩を)つくらせたくない気持ちはある。ただアマチュアでは短期決戦で絶対に負けられないという戦いがある中で、プロの人以上に早くつくろうとする傾向がある。

 

 ――一方、選手として米国で感じたことは

 

 渡辺:行く時にはシンカーでゴロを打たせるのを期待していると言われましたが、実際にやってみると落ちる系の速い球に慣れている打者が多かった。そこですごく有効だったのが、スライダーや真っすぐの浮き上がる球。今、メジャーリーグでもフォーシームを投げる投手が増えてきてますが、ローボールヒッターがどんどん増えてきている中、逆に浮き上がる球が有効なことを学びました。

 

 ――今後の野球人生に関してのビジョンは

 

 渡辺:ここにきて僕の中では新しい試みを始めて、今までにないものがたくさん生まれてきている。その先、どうなるかというのはこれを経験していって、また生まれてくるのかなと。今はここでやることが最高に楽しいので。こんな面白かったのかと。社会人野球はすでに経験していたんですけど、熱いし、濃いです。

 

 ――将来的に自身のようなアンダースロー投手を育てたいとの気持ちは

 

 渡辺:アンダースローの投手が球界に少ないのは、どうやっていい投げ方になるかという教科書がないので、自己流で探していかないといけない難しさがある。そこで遠回りになって牧田(西武)、山中(ヤクルト)、僕なども社会人を経てからプロに入ってきている。一方で最近は大学生にアンダースローの投手も増えてきた。まだ10チームぐらいしか対戦してませんが、その中でもプロに行っても面白そうという選手が2人ぐらいいました。楽しみです。ああいう選手がうちに入ってきてくれたら育てたいなと。それ以外にもアンダースローはこういう、いい練習法があるよと発信して、もっと早くいいものがつかめる助けはしたいなと思ってます。

 

 

【プロフィル】わたなべ・しゅんすけ 1976年8月27日生まれ。栃木県出身。右投げ右打ち。国学院栃木高、国学院大を経て、社会人野球の新日鉄君津へ。2000年のドラフト4位でロッテに入団後は05年に自己最多の15勝を挙げるなど、チームの日本一に尽力した。日本代表としても00年のシドニー五輪、06、09年のWBCに出場し、チーム連覇に貢献。ロッテ退団後の13年12月にレッドソックスとマイナー契約を結ぶも、翌年の春季キャンプ中に契約を解除され、その後は米独立リーグに2年間所属。ベネズエラのウインターリーグにも出場した。15年12月からかつて所属した新日鉄君津の後継となる新日鉄住金かずさマジックでコーチ兼任投手を務める。プロ通算87勝。

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