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DeNA「高校野球くじは協約違反せず」身内に甘い?処分ナシ


報道陣に調査結果を発表する三原専務(左)

 DeNAは20日、投手陣の個人成績を対象とした現金のやりとりや、高校野球の優勝校を当てる「くじ引き」が行われていたとする調査結果を発表した。野球協約違反には当たらないことを日本野球機構(NPB)に確認したという。

 野球賭博、円陣の声出し役への金銭授受こそなかったものの数年前から高校野球を対象に選手十数人が各自1万円を出し、くじ形式で優勝チームを引き当てた者が総取りする高校野球くじを行っていた。また約10年前からは先発投手を中心に10人弱が「貯金数」「犠打数」「打点」「塁打数」の4項目を設け各自4万円を拠出。それぞれ最高成績の選手がシーズン終了後、「ご祝儀」として総取りしていた。

 球団を通じて池田純球団社長は「今後の禁止及び再発防止に徹底して努めて参ります」とコメント。ただ、チーム内での問題意識は低い。

 高校野球くじは巨人以外から報告されていない事例。巨人では昨年、笠原らの野球賭博に対する処分を発表した際、球団内のマージャン・トランプ賭博と合わせ高校野球くじについても該当選手に「厳重注意処分」を出している。アマチュアでは2012年8月に大阪ガス硬式野球部が同じケースで公式戦出場を辞退した。

 ところが、DeNA幹部の一人は「高校野球くじはそんなに大げさなものじゃない」と現時点で処分はないという。「野球協約に違反していない」(DeNA関係者)という言葉を“錦の御旗”にして、身内に甘くなっているフシもある。とにかく、球界と世間の意識の差は広がるばかりだ。

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