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【野球賭博】“落としの熊崎”コミッショナー 全容解明へ本腰


熊崎コミッショナー(右)に告発文を提出した巨人・山岸連盟担当

 巨人が10日、野球賭博への関与を禁じる野球協約180条に違反したとして高木京を日本野球機構(NPB)の熊崎勝彦コミッショナー(74)に告発した。

 午後1時44分、巨人・山岸均取締役連盟担当がNPBを訪れ、熊崎コミッショナーに告発状を手渡した。

 さっそく常設の調査委員会(大鶴基成委員長=弁護士)に調査を命じた熊崎コミッショナーは「キーマンであるB氏と笠原投手にも調査にしっかりと協力してもらう。調査の実が上がる柔軟な考え方を取り入れる」と検事出身らしく、陣頭指揮を執る考えを示した。

 前回同様、一般市民へ情報提供を呼びかけるほか、熊崎コミッショナーが宣言した「柔軟な考え」の中には検事時代“落としの熊崎”と呼ばれた手練手管が生きてくる。

「合法的な範囲。今は言えない」(熊崎コミッショナー)と話したものの“謝礼金”については「それは私はやらない」と否定。何らかの“取引”を持ちかけ、B氏、笠原氏ともに調査に協力するだけのメリットを与える可能性は十分にある。

 例えば笠原氏の場合、球界復帰は無理にしても、それに近い業界への再就職のあっせんなど、できる範囲で希望を聞くことも「柔軟な考え方」に入るという。

「再び出たのは痛恨の極み。野球ファンに申し訳ない」と熊崎コミッショナーは不退転の覚悟で臨む構え。「巨人だけではなく全12球団に再調査を命じた」と鼻息は荒く、野球賭博問題の全容解明に向けて元東京地検特捜部長が本気になったか。

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