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甲子園を沸かせた悲運のカットマン「野球人生で一番悔しい試合でした」


現在の千葉。カット打法は健在だった

【気になるあの人を追跡調査!野球探偵の備忘録(2)】東スポ的に気になる選手を追跡調査する当コーナー。第2回は「悲運のカットマン」こと元花巻東・千葉翔太外野手(20)です。早速、現在は東都大学野球1部リーグの強豪・日大野球部でプレーしている千葉を独占直撃。高野連にまさかのダメ出しを食らった、あの“職人芸”はどうなったのか――。

 小柄な体格と類いまれなカット技術で2013年夏の甲子園を沸かせたのが、花巻東の千葉。現在、日大硬式野球部でレギュラー入りを目指し、汗を流している。

「ルールは知っていたんです。後悔はない。あのとき泣いたのは、日本一を達成できなかったのが悔しくて」

 千葉県郊外にある日大のグラウンドを訪ねると、千葉ははにかんでそう答えた。

 2年前の夏の甲子園、準々決勝までの千葉の成績は10打数7安打、出塁率は15打席12出塁で8割。ひたすらファウルを打ち続け、根負けした投手から四球を勝ち取る。それが千葉のスタイルだった。

 最速153キロの安楽智大(現楽天)擁する済美(愛媛)との3回戦では、内野に5人を配置する「千葉シフト」をものともせずに3安打。続く準々決勝の鳴門(徳島)戦では持ち前のカット打法で相手エースの板東湧梧に計41球を投げさせ、4四球と安打で5打席連続出塁をもぎ取った。しかし準々決勝の試合後、大会本部から「意図的にカット打法を続けた場合はバントとみなす場合がある」と注意を受ける。これにより準決勝の延岡学園(宮崎)戦ではカット打法を封印。千葉は1球もファウルを打たず、4打数無安打でチームも敗退した。

 試合後は「ファウルで粘って出塁するのが自分の役目なのに、それを止められてしまった。今までの野球人生で一番悔しい試合でした」と涙を流した。

「(花巻東の佐々木)監督からは『打率よりも出塁率。それが2番打者の役目』と言われ続けてきました。ライナー、強いゴロを狙って、フライは上げないということを意識してたら、自然とあの打法に行き着いたんです」

 もともと小学校時代は4番、中学でもクリーンアップを任される強打者だったが、強豪・花巻東に進んでからは壁にぶつかった。身長のハンディもあり、究極のリードオフマンとしての道に活路を見いだした。

 その信念は大学進学後も揺らぐことはない。

「カット打法は今も続けています。もちろんそれだけじゃないですけど、状況に応じていつでも出せるように。引き出しの多い打者になりたいんです」

 部員100人を超える日大野球部では3番目に小さい身長ながら、仲村恒一監督は「前向きな野球ができる子。足もあるし守備もいい。もともと技術がなければあれはできないですよ。来年くらいからレギュラーを狙えるチャンスは十分ある」と期待を寄せている。

 偉大な先輩の活躍も発奮材料だ。

「去年の年末に同期の仲間と高校に行ったら、グラウンドで大谷さんが自主練してて。ちょっとですけどお話ししました。自分が言える立場じゃないですけど、大谷さんの活躍は本当に活力になる材料です。プレミア12も見ましたし、登板する試合はなるべく見てます」

 水沢リトル、花巻東で1学年先輩だった日本ハム・大谷翔平投手(21)とは「翔太」「翔平さん」と呼び合う仲。リトル時代には投手として、大谷が1番手、千葉が2番手を担う良きライバルで、一緒に風呂に入ったこともあるという。

「将来のビジョンはまだ全然ですけど、野球を続けられるレベルにいれば、プロや社会人でも続けたい。でも、まずはレギュラー、チームとしては日本一が今の目標です」

 甲子園を沸かせた小兵は信念を胸に、今日もバットを振り続けている。

☆ちば・しょうた=1995年7月2日生まれ。宮城県仙台市出身。小学校3年生の春、岩手県に引っ越し、4年生から硬式野球チーム水沢リトルで野球を始める。中学では学校の軟式野球部と硬式野球チーム水沢シニアの両方に所属、主に投手を務める。花巻東に進学後は外野手に転向。ファウルで粘るカット打法を持ち味とし、3年夏の甲子園では準々決勝までの3試合で出塁率8割をマークした。ポジションは外野手。157センチ、57キロ。左投げ左打ち。

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