西武・森本が引退会見 恩人・新庄氏に感謝「かなりの影響受けた」
2015年09月21日 14時52分
西武・森本稀哲外野手(34)が21日、埼玉・所沢市の球団事務所で引退会見を行い、日本ハム時代の恩人・新庄剛志氏(43)に感謝した。
森本は「病気で髪が抜けてしまう苦しい少年時代だったけど、野球を始めてホームランを打ったりすると、周りが認めてくれた。野球は平等なスポーツ。自分に自信をつけさせてくれた人生で最も大切なもの」と、17年間のプロ野球生活を含む野球人生を振り返った。
最も印象に残った試合として挙げたのは日本ハム時代の2006年、自らがサヨナラの走者として生還したリーグ優勝の瞬間と、最後のアウトとなる左飛を自らキャッチした日本シリーズ制覇の瞬間だという。
「初優勝を経験できたというか、ましてや自分がプレーしていて優勝を勝ち取ったというのは忘れられない瞬間だった」
同時にその日本シリーズが引退試合となったのが新庄氏だ。
「新庄さんに出会えたことがものすごく分岐点になりました。いい意味で自信を持ってプレーできるようになった。守備の面でもちょっと考え方が違う。いろいろな部分でかなりの影響を受けました」
自らの引退については先日、本人に報告したといい「数あるメールアドレスの中のひとつがつながったみたいで『おつかれさ~ん』『楽しめ、楽しめ』と返って来ました」とそのやり取りの一部を明かした。
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